最新ITトレンドとビジネス戦略をわかりやすくお伝えします!

この看板から始まった

»

31945708_1996417647094869_7162159975295352832_o.jpg

今年の夏休みは八ヶ岳南麓での1週間だった。夏休みとはいいながらも、起きている時間の半分は、いつも通り文章を書き、講義のためのプレゼンテーションを作る時間に費やした。残りの時間で、庭の雑草の刈り取り、森のパトロール、倉庫の片付け、料理のための買い物と調理、そして、わずかばかりの読書である。

「八ヶ岳なんて、のんびりできていいですねぇ」

そういうことを言う人がいるが、とんでもない、とにかくやることがありすぎて、「のんびり」どころではない。気がつけば、あっという間に時間が過ぎてゆく。夏休みの課題図書とした「GAFA」も、そんな日々の忙しさにかまけて半分ほどしか読み終えることができなかったのが心残りだ。

それでもいくつかの成果はあった。ひとつは、新しい料理に挑戦したことだ。例えば地元でとれた山椒の実で山椒麹を作り、それで漬けた魚をふっくらと焼き上げ、庭で獲れたブルーベリーを使ったソースでいただいた厚切りのポーク・ロースのソテーは、家族にも好評だった。

また、まとまったRPAについてのプレゼンテーションを作ったことも、自分なりに満足している。RPAについては以前にも資料をまとめていたが、改めて最新の情報を集め、何冊かの本を読み、友人が作った資料の助けを得て、新しい世界観で組み立てなおした。これは、近々紹介しようと思う。

そして、なんといっても大きなイベントが「バーベキュー小屋」が完成したことだ。実は、このような場所を持つことが、長年の夢だった。長年が何年かは忘れてしまったが、「東屋」と「囲炉裏」がどこかですり込まれてしまっていたようだ。

昔からアウトドアが好きだったこともあり「東屋」はちょっと一息とれて、いろいろな人たちと会話を楽しむ空間として、私のイメージにすり込まれていた。また、「囲炉裏」は炭火や薪の炎との静かな対話を楽しむアイテムであり、いつか自分の生活にも持ち込みたいと思っていた。

これを実行に移す決心をしたのは、冒頭の一枚の看板だった。私の中にある「東屋」や「囲炉裏」のイメージとスッと重なったのだ。いつも通る道路端に、普通なら見過ごしてしまうほどのささやかな主張しかしていない何気ない看板の美しさに惹かれたのだ。

しっかりとした書体ながら繊細であり、品の良さと丁寧さを感じさせる。何かがありそうだと、思い切って、なかに入っていった。

作業場で黙々と鉋(かんな)をかける職人、その傍らに見事に磨き上げられた自然の形そのままの白木の柱が丁寧に置いてあった。これは間違えないと声をかけることにした。

声をかけてから半年、やっとできあがった「バーベキュー小屋」は私が思い描いた以上の出来映えだった。地元で自分たちが切った木材を使い、それを釘を使うことなく組み上げてゆく。

IMG_1637.jpegIMG_1635.jpegIMG_1737.jpeg

生の木も平気で使う。だから、木はくさびで止めるだけで、緩んできたらくさびを打ち込めばいいという。基礎には自然の石をそのまま使う。コンクリートは使わない。冬の霜柱がハンパないこの場所では、地面に置くだけでは簡単に土台が浮いてしまうので、60cmほど地面を掘り、採石を入れて押し固めその上に大きな石を置いて土台にする。石は自然のものなのでそれぞれに個性あるカタチだ。そこで、石のカタチにあわせて木を削ってそれをのせてぴったりと合わせている。

a01.jpg

柱や床の唐松は塗装もしない無垢のまま、梁や天井に使った赤松は虫が入りやすいというので柿渋で塗装している。それで大丈夫だというのだ。

何百年も前の大工仕事そのままにできあがった「バーベキュー小屋」は、まるで村の鎮守のお社のような出来映えだった。

囲炉裏も作ってくれたのだが、やはり地元で伐採した山桜の大木の一枚板に大谷石をはめ込んでいる。取っ手もまた山桜の枝を自然のカタチそのままに使っている。

とにかく、何から何まで自然のままに、それでいて、とても丁寧に匠の技で仕上げてくれた。

39387263_10216899442580560_7336487625483616256_n.jpg39407827_10216899437540434_989884932597743616_n.jpg

足場が取れるのを待ちきれずにご近所さんとまずは宴会。山の夜を楽しんだ。後日、夏休みで集まってきたご近所さんが、今朝釣り上げたイワナを燻製にしたというので、囲炉裏が大活躍することとなる。子どもたちは、花火に堪能し、大人たちは酔っぱらい、楽しい時間を過ごすことができた。裸足で踏みしめる唐松の床の優しさ、たちこめる芳醇な木の香りが、さらに宴を盛り上げてくれた。

大切にしたいと思う。そして、丁寧に育ててゆきたいと思う。そう思わせる気迫がある。村の鎮守のお社が、何百年も朽ち果てないように、息の長いお付き合いができればいいと思っている。

【募集開始】ITソリューション塾・第29期 10月10日より開講

デジタル・トランスフォーメーションへの勢いが加速しています。クラウドはもはや前提となり、AIやIoTを事業の競争力の源泉にしようと取り組んでいる企業は少なくありません。ITを使うことは、もはや「手段」ではなく「目的」であり「本業」へと位置づけを変えようとしています。このような取り組みは内製となり、これまでの工数を提供するビジネスは需要を失い、技術力を提供するビジネスへの需要は拡大しつつあります。

この変化の道筋を見通し、先手を打つためにはどうすればいいのかを、学び考えるのが「ITソリューション塾」です。次期より講義内容を刷新致します。

最新のトレンドをわかりやすく体系的に整理することだけではありません。アジャイル開発やDevOps/デジタルトランスフォーメーション、新時代のサイバーセキュリティなどについては、それぞれの最前線で活躍する講師を招いて、その感性と実践ノウハウを学びます。

日程 :2018年10月10日(木)〜12月19日(水)
回数 :全11回
定員 :80名
会場 アシスト本社/東京・市ヶ谷
料金 :¥90,000- (税込み¥97,200)

参加登録された方はオンラインでも受講頂けます。出張中や自宅、あるいは打ち合わせが長引いて間に合わないなどの場合でも大丈夫。PCやスマホからライブ動画でご参加頂けます。

詳しくは、こちらをご覧下さい

【残席わずか】新入社員ための最新ITトレンド研修

freshman1day.png

IoT、AI、クラウドなどのキーワードは、ビジネスの現場では当たり前に飛び交っています。デジタル・トランスフォーメーションの到来は、これからのITビジネスの未来を大きく変えてしまうでしょう。

しかし、新入社員研修ではITの基礎やプログラミングは教えても、このような最新ITトレンドについて教えることはありません。

そんな彼らに「ITトレンドの最新の常識」と「ITビジネスに関わることの意義や楽しさ」についてわかりやすく伝え、これから取り組む自分の仕事に自信とやり甲斐を持ってもらおうと「新入社員ための最新ITトレンド研修」を昨年よりスタートさせました。今年も7月17日(火)と8月20日(月)に開催することにしました。

参加費も1日研修で1万円に設定しました。この金額ならば、会社が費用を出してくれなくても、志さえあれば自腹で支払えるだろうと考えたからです。

社会人として、あるいはIT業界人として、厳しいことや頑張らなくちゃいけないことも伝えなくてはなりません。でも「ITは楽しい」と思えてこそ、困難を乗り越える力が生まれてくるのではないでしょうか。

  • ITって凄い
  • ITの仕事はこんなにも可能性があるんだ
  • この業界に入って本当に良かった

この研修を終えて、受講者にそう思ってもらえることが目標です。

よろしければ、御社の新入社員にもご参加いただければと願っております。

詳しくは、こちらをご覧下さい。

ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー/LiBRA

LiBRA 7月度版リリース====================
ITソリューション塾・第28期の最新教材を掲載
メモリー・ストレージ関連のチャートを拡充
AI専用プロセッサーについてのチャートを追加
=====================================

ビジネス戦略編
【新規】デジタル・トランスフォーメーションの定義 p.22

インフラとプラットフォーム編
【新規】メモリーとストレージの関係 p.216
【新規】速度と容量の違い p.217
【新規】ストレージ構成の変遷 p.217
【新規】新章追加・不揮発性メモリ p.238-242
メモリ階層
コンピュータの5大機能
記憶装置の進化
外部記憶装置が不要に!?

サービス&アプリケーション・先進技術編/IoT
【新規】IoTビジネスとはどういうことか p.43
【新規】IoTビジネス戦略 p.45

サービス&アプリケーション・先進技術編/人工知能とロボット
【新規】AIやロボットに置き換えられるものと残るもの p.111
【新規】皆さんへの質問 p.131
【新規】求められる人間力の形成 p.132
【新規】新章の追加・AI用プロセッサーの動向 p.133-146
急増するAI 専用プロセッサ
人工知能・機械学習・ディープラーニングの関係
深層学習の計算処理に関する基礎知識
AI = 膨大な計算が必要、しかし計算は単純
学習と推論
GPUはなぜディープラーニングに使われるか
データセンター向けGPU
GoogleがAI 処理専用プロセッサ「TPU」を発表
TPUの進化
クライアント側でのAI処理
Apple A11 Bionic
ARMのAIアーキテクチャ

開発と運用編
【新規】VeriSM p.6
【新規】早期の仕様確定がムダを減らすという迷信 p.13
【新規】クラウド・バイ・デフォルト原則 p.17

クラウド・コンピューティング編
*変更はありません

サービス&アプリケーション・基本編
*変更はありません

テクノロジー・トピックス編
*変更はありません

ITの歴史と最新のトレンド編
*変更はありません

【ITソリューション塾】最新教材ライブラリ
第28期の内容に更新しました。
・CPSとクラウド・コンピューティング
・ソフトウェア化するインフラと仮想化
・クラウド時代のモバイルデバイスとクライアント
・IoT(モノのインターネット)
・AI(人工知能)
・データベースとストレージ
・これからのアプリケーション開発と運用

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する