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「忙しくて・・・」と言う前に気付いて欲しいことがある

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「忙しくて・・・」

「朝も人より早く会社に来て仕事をしています。夜も遅くまで働いてくたくたです。とても時間がありません。」

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誰に対しても時間は平等に与えられている。一方で、時間の価値は人の意志によって決まる。時間がないのでこれができない、あれができないと言う人は、誰にも平等に与えられた時間と言う財産を自分で管理できていないことになる。

新入社員研修で、時間の優先順位の決め方を次のように話している。

  • まずは「重要」なことのために最優先で時間を割り当てる。
  • 次に「緊急」なことのために時間を割り当てる。
  • 「重要」でも「緊急」でもないことは後回しにして、余裕があるときにする。

「重要」とは、仕事に於いて自分がステークホルダーで、それを行わなければ多くの人に迷惑をかけてしまうこと、あるいは、自分の人生に於いて、あるいはキャリアとして、やっておかなければならないこと、例えば、語学や資格取得のための勉強などだ。

「緊急」は、トラブルへの対処、急な来客への対応、病気などだ。「重要」×「緊急」は最強だが、こういうことは意外と少ないように思う。

新入社員たちの失敗でよくあるのが、「緊急」を「重要」だと勘違いしてしまうことだ。仕事の流れややっていることの意味、価値がまだ理解できていないからだ。ただ、「緊急」ばかりを優先していると、忙しさに追いまくられて、達成感や成長感が得られない。気がつけば、ろくな成果もあげられず、疲労感だけが残る。

「忙しくて・・・」

それは、「重要」と「緊急」のマネージメントができていないからだ。自分で両者の区別ができないのであれば、先輩や上司に相談してみるといいだろう。そうやって、自分のやっていることをしっかりと意識してカテゴライズしてみるといいだろう。

常に「重要」を優先することだ。それを続けていれば、達成感を感じ、成長の実感を得ることができる。そうすれば、まわりからも「できるやつ」と評価されるだろう。

▢▢さん、そういうことです。

お客様と一緒に参加しませんか?

ビジネス・エグゼクティブのためのIT戦略講座

来年2月より、事業会社の経営者や経営幹部、事業部門の責任者や幹部といったエグゼクティブを対象に「ビジネス・エグゼクティブのためのIT戦略塾をスタートさせることに致しました。
ITに詳しくない経営者や事業部門のトップが、ITのトレンドや価値、それをビジネスに活かす方法について理解を深めてもらおうという内容です。
講師には、私だけではなく、デジタル・ビジネスの実践を支援し、グローバルに活躍している方やデザイン思考のプロを招き、単なる知識ではなく、実践的なノウハウも合わせて提供しようと準備しています。
ユーザー企業のエグゼクティブが対象ではありますが、もしIT事業者の方で参加されたいというご意向がありましたらご相談下さい。

内容:全3回の講義と演習/受講者と講師のコミュニケーション

  • 2月26日(月)第1回 最新のITトレンドとこれからのビジネス戦略
  • 4月27日(金)第2回 デジタル戦略を実践するための手法とノウハウ
  • 5月29日(火)第3回 未来創造デザインによる新規事業の創出

2月14日(水)よりスタートする次期「ITソリューション塾・第27期」の受付を開始致しました。

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日程 2018年2月14日(水)~4月25日(水) 18:30~20:30
回数 全11回
定員 80名
会場 アシスト本社/東京・市ヶ谷
料金 ¥90,000- (税込み¥97,200) 全期間の参加費と資料・教材を含む
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【お願い】早期に定員を超えると思われますので、まだ最終のご決定や参加者が確定していない場合でも、ご意向があれば、まずはメールにてご一報ください。優先的に参加枠を確保させて頂きます。
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第27期は、これまでの内容を一部変更し、AIやIoTなどのITの最新トレンドについての解説と共に、そんなテクノロジーを武器にして、どうやって稼げばいいのかについて、これまで以上に踏み込んで考えてゆこうと思います。また、働き方改革やこれからのビジネス戦略についても、皆さんに考えて頂こうと思っています。

SI事業者の皆さんには、これからのビジネス戦略やお客様への魅力的な提案を考える材料を提供します。
情報システム部門の皆さんには、自分たちのこれからの役割やどのようなスキルを磨いてゆく必要があるのかを考えるきっかけをご提供します。

講義で使用する500ページを超える最新のプレゼンテーションは、オリジナルのままロイヤリティ・フリーで提供させて頂きます。お客様への提案、社内の企画資料、イベントでの解説資料、勉強会や研修の教材として、どうぞ自由に活用してください。

古い常識をそのままにお客様の良き相談相手にはなれません。
「知っているつもりの知識」から「実践で使える知識」に変えてゆく。そんなお手伝いをしたいと思っています。

ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー/LiBRA

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2018年2月版・改訂/追加リリース

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・デジタル・トランスフォーメーションについて大幅に解説を増やしました。
・【講演資料】SIビジネスのデジタル・トランスフォーメーション を新規に掲載しました。
・量子コンピュータについて、チャートの他に解説文を作りました。
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追加・更新の詳細は以下の通りです。

プラットフォーム&インフラ編
【改訂】サーバー仮想化とコンテナ p.94
【新規】ビジネスとしてのランサムウェア p.113

ビジネス戦略編
【改訂】デジタル・トランスフォーメーションの意味 p.4
【新規】デジタル・トランスフォーメーションとは何か p.5
【新規】「限界費用ゼロ社会」の実現を支えるデジタル・トランスフォーメーションp.6
【新規】デジタル・トランスフォーメーションの全体像 p.7
【新規】デジタルトランスフォーメーションとCPS p.8
【新規】デジタル・トランスフォーメーションを支えるテクノロジー p.9
【新規】デジタル・トランスフォーメーション実現のための取り組み p.10
【新規】デジタル・トランスフォーメーションをとは p.11
【新規】デザイン思考・リーン・アジャイル・DevOpsの関係 p.16
【新規】SIビジネスとして注力すべきテクノロジー(解説付き) p.17
【新規】デジタルトランスフォーメーション時代に求められる能力 p.20

サービス&アプリケーション・先端技術編/IoT
【新規】機能階層のシフト p.46

サービス&アプリケーション・先端技術編/人工知能とロボット
【新規】手順が決まった仕事は機械に置き換わる p.18
【新規】深層学習の学習と推論 p.52
【新規】「AIカント君」の可能性について p.92

開発と運用編
【新規】DockerとKubernetesの関係 p.45
【新規】システム開発のこれから p.62

テクノロジー・トピックス編
【新規】スマート・コントラクト p.53
【新規】量子コンピュータについての解説文 p.67-68

ITの歴史と最新トレンド編
*変更はありません

クラウド・コンピューティング編
*変更はありません

サービス&アプリケーション・基本編
*変更はありません

【講演資料】SIビジネスのデジタル・トランスフォーメーション を新規に掲載しました。

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