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「AIなんて、うちには関係ない」と言っていられる時代は終わった

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「AIなんて、うちには関係ない」

AIは人間の仕事を奪う、人間を支配する。IT業界に居ながらにして、まだそんなことを考えている人がいる。AIに限った話しではない。そろそろできそうなことが見え始めたブロックチェーンや量子コンピュータ。それらが、当たり前に語られる時代に興味を示すどころか、むしろ思考から閉め出したいとさえ思っている人たちがいる。それで、ITで仕事をしているなんて、情けない話しだ。

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「IoTに取り組もうと思っています」

モノにセンサーと通信機能を積み込んで、データをやり取りする仕組み程度に考えているのかもしれない。ならば、これまで自分たちがやってきたシステムの延長線上にあるし、その開発を請け負うことができそうだ程度に考えているのかもしれない。しかし、IoTの本質はデータ活用であり、AIは前提となる。また、そのオペレーションはモノを利用する現場に深く関わっていて、デバイスの開発までも関わらなければならない場合もある。ユーザーからこんなシステムを作って欲しいと言われてコードを書けばいいというわけにはゆかない。お客様と一緒になって現場の仕組みを作っていかなければならないわけで、これまでのシステム開発とは本質的に異なる取り組みだ。

たぶんこれから生き残ることができるITベンダーやSIerは、こんなテクノロジーとビジネスについてのお客様の良き相談相手になれることだろう。評論家でも空想家でもなく、使ってみて、試してみて、どのように実装すれば、その価値をビジネスに活かせるかの勘所をお客様に説明でき、それを実装できる存在になることだ。

開発や運用に関わる工数は、クラウドや自動化に確実に置き換えられてゆく。そんな時代に、何をよりどころに自分たちのビジネス価値を訴求するのだろうか。素人にできないアドバンテージを何処に見出すのか。それは、テクノロジーのアドバンテージ以外の何ものでもないはずだ。

この問いかけは、けっして企業への問いかけだけではない。個人もまたこの問いかけにどう答えるかを考えておくべきだろう。

経団連が兼業や副業を認めるとの見解を示したが、言うなれば、これは個人の力量が試される時代を象徴する出来事だ。いまの会社の仕事が大変だからと、その逃げ場を与える施策ではない。兼業や副業ができる能力、つまり、何処にあっても必要とされ、成果をあげられる個人を企業が求めていることの意思表示でもある。

できる人たちは複数の仕事をこなしても全てに成果をもたらしてくれる。兼業や副業を認めると言うことは、そういう人たちが、より一層力を発揮できる環境を提供することだ。当然、人事制度や業績評価の基準も変わってゆくだろう。それができない人たちには、むしろ厳しい状況になるかもしれない。

少子高齢化がすすむいま、優秀な人材も少なくなってゆく。会社が優秀な人材を選ぶことが難しい時代になった。ならば、兼業や副業を許容することで、優秀な人材が働きたい環境を提供し、優秀な人材に選ばれる会社にしようということになるだろう。

テクノロジー・リーダーシップを持つ企業は、そんな優秀な人材を惹き付ける。それがお客様のビジネスを牽引し成果をあげ、さらに優秀な人材を引き寄せるという好循環を生みだす。そういうお互いの魅力を企業も個人も育ててゆかなければならない時代になったということだ。

これまでの収益基盤や仕事のやり方を直ちに捨てろなどと申し上げるつもりはないし、そんなことをするなんてばかげていると思う。しかし、いま確かに始まったテクノロジーが牽引するビジネスの変化に対応する施策に、覚悟を決めて投資すべきだ。もちろん、個人としてもそんな自分への投資を行うべき時代なのではないか。

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2月14日(水)よりスタートする次期「ITソリューション塾・第27期」の受付を開始致しました。

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日程 2018年2月14日(水)~4月25日(水) 18:30~20:30
回数 全11回
定員 80名
会場 アシスト本社/東京・市ヶ谷
料金 ¥90,000- (税込み¥97,200) 全期間の参加費と資料・教材を含む
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【お願い】早期に定員を超えると思われますので、まだ最終のご決定や参加者が確定していない場合でも、ご意向があれば、まずはメールにてご一報ください。優先的に参加枠を確保させて頂きます。
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第27期は、これまでの内容を一部変更し、AIやIoTなどのITの最新トレンドについての解説と共に、そんなテクノロジーを武器にして、どうやって稼げばいいのかについて、これまで以上に踏み込んで考えてゆこうと思います。また、働き方改革やこれからのビジネス戦略についても、皆さんに考えて頂こうと思っています。

SI事業者の皆さんには、これからのビジネス戦略やお客様への魅力的な提案を考える材料を提供します。
情報システム部門の皆さんには、自分たちのこれからの役割やどのようなスキルを磨いてゆく必要があるのかを考えるきっかけをご提供します。

講義で使用する500ページを超える最新のプレゼンテーションは、オリジナルのままロイヤリティ・フリーで提供させて頂きます。お客様への提案、社内の企画資料、イベントでの解説資料、勉強会や研修の教材として、どうぞ自由に活用してください。

古い常識をそのままにお客様の良き相談相手にはなれません。
「知っているつもりの知識」から「実践で使える知識」に変えてゆく。そんなお手伝いをしたいと思っています。

ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー/LiBRA

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2017年12月版・改訂/追加リリース

最新版【12月版】を更改しました

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・量子コンピュータのプレゼンテーションを追加しました。
・各チャートの解説文を大幅に追加・改訂しました。
・デジタル・トランスフォーメーションについて追加・改訂しました。
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サンプル:量子コンピュータ

ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー/LiBRAよりロイヤリティフリーにてダウンロードできます。ほかにも、3000ページほどのプレゼンテーションやドキュメントがロイヤリティフリーでダウンロード(パワーポイント形式、ワード形式、エクセル形式)できます。

今月度の追加・更新の詳細は以下の通りです。

ビジネス戦略
【改訂】デジタル・トランスフォーメーションの意味 p.5
【新規】デジタル・トランスフォーメーション実践のステップ p.11
【新規】デジタル・トランスフォーメーションとは p.12
【新規】SIビジネスのデジタル・トランスフォーメーション p.13
【改訂】SIビジネスの変革を牽引するトレンド p.16
【新規】収益を生みだすビジネス構造 p.17
【新規】働く現場で何が起こっているのか? P.33
【新規】SI事業者の「働き方改革」 p.34
【新規】「働き方改革」で何を目指すのか p.35

開発と運用
【改訂・解説文】情報システムにもとめられる品質 p.5
【改訂・解説文】これからの開発と運用 解説文の改訂 p.6
【改訂・解説文】開発と運用の関係や役割を変革するDevOps p.25
【改訂・解説文】コンテナとDevOpsの関係 p.36
【改訂・解説文】コマイクロサービス p.38
【改訂・解説文】イベント・ドリブンとコレオグラフィ p.39
【改訂・解説文】超高速開発ツール p.41
【改訂・解説文】コレ1枚でわかるFaaS  p.42
【改訂・解説文】これからのITとITビジネス p.48
【改訂・解説文】SRE(Site Reliability Engineer) p.49
【改訂・解説文】APIエコノミー p.51

インフラとプラットフォーム
【改訂・解説文】サーバー仮想化とコンテナ p.95
【改訂・解説文】デスクトップ仮想化とアプリケーション仮想化 p.97
【改訂・解説文】ストレージの仮想化 p.102
【改訂・解説文】SDNとNFV p.103
【改訂・解説文】SD-WAN p.104
【改訂・解説文】サーバー仮想化の3つのメリット p.106
【改訂・解説文】コンバージド・システムとハイパーコンバージド・システム p.135
【改訂】ストレージ性能の推移/1台当たりの容量 p.214
【新規】インフラでの重複排除/圧縮 p.220

テクノロジー・トピックス
【改訂・解説文】「ムーアの法則」と「メトカーフの法則」 p.5
【改訂】VRとARとMR (MRを追加、チャートと文言を改訂) p.14
【新規】従来の方法(集中台帳)とブロックチェーン(分散台帳) p.37
【新規】「量子コンピュータ」についての新章を追加 p.66〜79
  量子コンピュータの必要性
  これまでの古典コンピュータで解けない問題
  循環セールスマン問題(組み合わせ最適化)
  量子コンピュータとは何か
  量子力学
  量子コンピュータの適用分野
  BitとQubit
  量子コンピュータが高速で計算できる理由
  量子コンピュータの種類
  量子コンピュータの現状
  自然現象を借用したアルゴリズム
  量子イジングマシンとスパコン
  D-Waveの計算原理

ITの歴史と最新のトレンド
*追加・変更はありません

サービス&アプリケーション・先進技術編/人工知能
*追加・変更はありません

サービス&アプリケーション・先進技術編/IoT
*追加・変更はありません

サービス&アプリケーション・基本
*追加・変更はありません

クラウド・コンピューティング
*追加・変更はありません

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