激動続くIT業界を飛びまわる、梟(フクロウ)となりたい。

数学の台頭

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リクルートエージェント 廣瀬です。
本Blogは1週間に1回ないしは、2回のペースで更新していきたいと思って
おります。

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どこかの大統領だったか、20世紀は物理学の時代、21世紀は生物学の時代に
なるだろうと言った。
(これはこれで合っている。特にシンガポール等は国策としてバイオ・ベンチャー
の誘致に力を入れている。)


しかし、わたしはもう一つの波があると考える。それは数学の台頭だ。
80年代米国金融は数学に強い者を採用することで大きな変革を遂げた(勿論、
後にリーマンショックにつながった原因でもあるのだが)。それでも大きな
革命であったのは事実だ。


ここ数年のハードウェアの単価下落・容量増大・性能向上は、それまで巨額
投資であったIT投資を変えた。これはひとえに、確率・統計をベースとした
テクノロジーマーケティングを可能にしている。


BigDataという言葉がかつてのクラウドのように流行語になっている。
しかし、そうは簡単にいかない。BigDataも使われてなんぼなのだ。その為に
は使う目的を具現化した、モデルが必要になる。これは主に確率・統計の
知識(※1)が必要になる。今何が問題か、そう、このモデルを作れる人がいない
のだ。

※1 勿論、自然言語処理などの分野も対象になるであろう。


かつて、数学科卒は大学に残るか、先生になるか、アクチュアリーになるか、
数学を捨てるしかなかった。


時代は変わったと思う。


ただし、相変わらず金融業界以外に、この重要性に気付いていない。だから
こそ、気付いた企業は最も良い人材をマーケ部隊に採用することができるだろう。


今後数年、数学の素養が高く、そして、もしもだがプログラミングという形
で表現できる人材がいれば採りあいになるだろう。こうなってくれると、
学校教育も本当に変わってくるのではないだろうか。

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