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モバイルを使い始めて30年の筆者が活用しているモバイル機器、モバイルシーンを紹介していきます。スマートフォン、ノートパソコン、PDA、携帯電話に加え、様々なネットサービス(ソーシャル、クラウド、レンタルサーバーなど)、周辺機器(Bluetoothヘッドセット、Bluetoothキーボード)との連動をご紹介します。

iPhoneにストレスが溜まりませんか?(第39回)

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モバイルを愛していますか?モバイル情報ブロガーの伊藤浩一です。

スマートフォンは、iPhone、Android、Windows Phoneの3台を併用していますが、iOS 6がリリースされたこともあり、最近は、iPhoneを多用しています。使っているのは、iOS 6にアップデートしたSIMフリーのiPhone 4です。iPhone 4は、2世代前の2年前の機種になってしまいますので、最新機種のiPhone 5に比べれば、機能的に劣ってしまっています。しかしなから、最新OSのiOS 6に対応しているため、OSの新機能を制限はありますが、楽しむことができます。

iOS 6にアップデートしたiPhone 4を使っていて、iOS 5と比較して、速度面など遅くなった印象もなく、地図アプリ「マップ」以外は快適に利用できています。しかし、iOSの根本的な部分でストレスを感じるようになってきています。

私の使い方としては、ソーシャルアプリなどで得た情報をブラウザアプリに渡してから、メールにて共有する、という使い方がメインになっています。多分、特殊な使い方だと思われます。私の利用しているブログサービス「はてなダイヤリー」が、メールによる更新機能があるため、「メールにて共有」を多用してブログ更新をしているのが主な理由です。

このアプリ間でデータを共有して、アプリを移動する場合に、iOSだとストレスを感じるようになってきました。

Androidを使っている場合は、ソーシャルアプリからブラウザアプリに情報を渡して表示させたときに、ソーシャルアプリに戻るのは、「戻るボタン」を押すだけで戻ることができます。一方、iOSの場合は、ボタンをダブルクリックしてアプリ使用履歴からアプリを選択する必要があります。Androidではボタン一つで済むところが、iOSだとボタンダブルクリックでアイコンタップという作業が必要になります。

ただこれだけのことなのですが、頻繁に使用していると、だんだんストレスに感じるようになってきました。ダブルクリックでアプリ選択、という作業を何度もしていると、Androidの方が楽だなあ、と思ってしまうためです。ただ、私の使っているiPhone 4は2年間使っていますので、ボタンの感度が悪くなってきているためか、ダブルクリックによるアプリ履歴表示がうまくいかないことがあることも原因だったりします(これはパーソナルな問題ですね)。

元来、マルチタスクではなかったiOSは、後から付けた機能のため、このようにアプリ切り替え作業に関しては、あまり操作性は良くありません。アプリ内で完結できれば快適にできる作業が、共有などでデータの受け渡しを始めると、操作にストレスを感じるようになります。

iPhoneを使っていて、「戻るボタンさえあればなあ」と思うことが度々あります。こんなことを感じるのは私だけかもしれませんが、OSで搭載して欲しい機能の一つがマルチタスクの切り替えのしやすいさ、だったりします。そろそろ設計としては古さを感じるiOSですので、大幅なアップデートに期待したいところです。

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