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モバイルを使い始めて30年の筆者が活用しているモバイル機器、モバイルシーンを紹介していきます。スマートフォン、ノートパソコン、PDA、携帯電話に加え、様々なネットサービス(ソーシャル、クラウド、レンタルサーバーなど)、周辺機器(Bluetoothヘッドセット、Bluetoothキーボード)との連動をご紹介します。

防水スマホでちゃぷちゃぷ(第18回)

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モバイルを愛してますか?モバイル情報ブロガーの伊藤浩一です。

スマートフォンの最近のトレンドとしては、ガラケー機能搭載があります。防水、ワンセグ、おサイフといったフィーチャーフォンに搭載されている日本独自の機能のことです。スマートフォンにガラケー機能を搭載することで、従来の携帯ユーザーがスマートフォンに機種変更しやすくなったと言えます。

私は、スマートフォンは携帯電話というより、通信端末としての利用を重視しているため、ガラケー機能は基本的にいらない派だったのですが、一つだけ便利だと感じる機能があります。それは、防水です。

電子機器にとって、水は大敵で、ちょっと濡れただけで、濡れ方が悪いと、基盤がショートして使えなくなってしまいます。日常で使うモバイル機器は常に水の危険に囲まれています。私も何度か水没させた苦い経験があります。

エンターテインメント機能というより、データを不意のトラブルから守るためにも、防水機能は必要だと思っていました。スマホのガラケー化、という意外なトレンドから、スマートフォンの防水機能搭載端末が増えてきたのは嬉しいことです。

さらに、防水機能の活用方法として、入浴中に使う、ということがあります。長風呂な私は、モバイル端末を風呂に持ち込んで時間を過ごすことが多いです。

古くはPDAを使っている時代は、防水の端末が当時はありませんので、ジップロックに端末と乾燥剤を入れて使っていました。ジップロックに入れても、意外にも画面操作ができます。映画などをPDAに入れて、風呂に入りながら動画鑑賞をしていました。

そして、最近は防水機能を持つスマートフォンが発売されていますので、ジップロックに入れずに使えるようになりました。しかし、防水とは言え、使用には注意が必要です。まず、バッテリー蓋などがしっかりしまっていることの確認です。

さらに、熱い風呂の中に落とすとお湯が入る可能性があります。また、石鹸や洗剤は防水機能が効かなくなってしまいます。スマートフォンの防水機能は、冷たい水にてあくまで生活防水程度と考えて使う必要があります。高温多湿な風呂で使うことは大きなリスクがあります。

そのようなことに気を付けて使えば、特にトラブルなく利用が可能です。私の使っているWindows Phone IS12Tを昨年8月の発売以来、一年近く、毎日入浴中に使っていますが、トラブルありません。

みなさんも、防水機能を工夫しながらスマートフォンを活用してくださいね。
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