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「入れ歯専門の歯医者」が実際の症例と治療、治療に対する考え方を紹介する記事を中心に書いていきます。

入れ歯の痛みを、その場ですぐに取り除きました。

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 部分入れ歯が痛くて噛めない。
 そうおっしゃるのは60代男性のTさん。普段はガマンして着けて食事のときは外して食べていました。
 
 部分入れ歯には残っている歯を保護する役割があります。洗うために外すとき以外は口の中に装着しているのが好ましいです(寝ていると口の中が乾燥して痛い等の症状がある時は、外した方がいい場合もあります)。
 口の中を見ると入れ歯と歯グキが強く当たっている部分に1ミリほどの傷が見つかりました。赤い口内炎のようになっています。
 患者さんが見て分かることもありますが今回の症例では歯科医院の明るいライトで照らして精査して初めて分かりました。

 入れ歯の形はほとんど変わりませんが歯グキの形や粘膜は生きている体なので微妙に変化します。口の中は体重の変化などの影響も受けます。
 入れ歯が痛い。そうした症状が2~3日も続くようなら、その後に自然と痛みが引くことは少ないです。
 
 治療法としては歯グキに強く当たって痛みを引き起こしている1~3ミリの部分を削り落とすこと。

「あっ、噛んでも痛くない!」入れ歯を削る範囲はわずかでも効果はすぐに分かります。調整した入れ歯を装着したTさんは意気揚々と友人たちとの飲み会に行かれました。

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