「入れ歯専門の歯医者」が実際の症例と治療、治療に対する考え方を紹介する記事を中心に書いていきます。

割れた入れ歯に、補強線を入れて修理した症例

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「入れ歯が割れた」Yさん(80歳女性)が持ってきたのは私の父が苦労して作った入れ歯で10年以上もメンテナンスを繰り返してきたものです。

 Yさんは極端にアゴの骨が薄く、入れ歯と歯グキが当たる面に何回もプラスチックの裏打ちを貼り合わせて調整してきました。裏打ちの厚さが2センチ近くもあります。

 ところが何かのはずみでヒビが入ると、ほんの少し力を入れただけで割れてしまいます。接着剤やプラスチックの補強だけで修理してもまたすぐに壊れてしまうでしょう。もし仮にこの入れ歯を一から作り直したら、その大変さは想像を絶するものがあります。なんとか強度をあげて、短時間で修理をしてあげたい。

 そこで当院では少し手間がかかりますが、ヒビと直交するように溝を掘って補強の金属線を入れてプラスチックで埋めることにしました。そうすることで鉄筋コンクリートのように強度のある修理ができます。
 
 入れ歯を預かって1時間半ほどで修理は完了。

「1回で終わりですか? 私はまた、何回も通うのかと思っていました」とおっしゃっていました。
 一日で治療が完了したので、足が達者で杖も必要ないYさんは、明日からまた大好きな散歩が楽しめますね。


今回行なったYさんの入れ歯を修理する治療は保険適用で約1,000円でした(治療費は症状により個人差があります)。
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壊れた入れ歯の修理は いとう歯科医院
http://www.ireba-ito.com/

東京都杉並区松庵3ー6ー3
℡03-3333-5389

JR中央線西荻窪駅 徒歩7分
駐車場:1台あり

午前 8:30~11:00受付
午後 14:00~17:00受付
予約制ではありません。来院した順に診させていただいています。

休診日 土の午後/木曜日、日曜日、祝祭日

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