「入れ歯専門の歯医者」が実際の症例と治療、治療に対する考え方を紹介する記事を中心に書いていきます。

成活習慣とは(3/5) ステージ3の喉頭ガンから手術なしで回復した荒尾さんの話

»

私の参加する異業種交流会を仕切ってくださっている荒尾さんは、喉頭ガンから奇跡的に手術なしで回復しました。

荒尾さんは、経営していた呉服問屋が倒産して、30以上の職を転々としながらガムシャラに働きました。
奥様も旅館の仲居をして莫大な借金を少しずつ返していました。

ある日、奥様の携帯電話にメールが入りました。
ご主人からです。めったにメールしないのに珍しいな、と思いながらメールを見た奥様は
「うわっ!」
そう言って一瞬呼吸が止まってしまいました。

「ぼく、ガンになっちゃった」

全身の力が抜けて本当に床に崩れ落ちたと言います。
仲居の仕事をその日で退職して帰ってきました。

どうも声が出ない。荒尾さんは、近所の病院にいきました。
内視鏡検査をして画像を見た医師は「すぐ専門の病院に行ってください」といいます。
そこには素人が見てもハッキリ分かるドス黒い固まりが映っていました。

専門医に告げられた病名はステージ3の喉頭ガン。1か月後に手術をすることになりました。

奥様には別の身内をガンで亡くした経験があります。
ガンについて医学の限界を感じていただけに、余計心配です。

主人がいなくなったら、どうやって生きていけばいいの。

しかし夫婦で決心しました。
医学に限界があるなら自分たちで治す。

「やることがたくさんあるから負けるわけにいかない。ガンは出て行け!」

夫婦で毎日毎日叫びました。
叫ぶと、すごいエネルギーが出てくるのが分かったそうです。

さらに仕事のパートナーから「この仕事は荒尾さんじゃないと」と言われて京都まで行きます。
京都では、まるでガンにかかっていないかのようにふるまって仕事をしました。

「社会に対する使命感があったんだよね」
荒尾さんはそうおっしゃいます。

また案外楽天的に考えていたともおっしゃっていました。

手術すると、声帯を取り除いて声を出せなくなる可能性が高いと聞いていたので、喋れるうちに毎日友人と会って楽しみました。もちろん全部友人のおごりで。

さらに、木に抱きついたらガンが小さくなったという話を、ガンになったジャーナリストが書いていたのを奥様がふと思い出します。

私たちもやってみよう。
さっそく近くの大きな公園で木に抱きつくことを実践しました。

木に抱きついた瞬間、大地に包まれるような安心感があり、感謝の気持ちが湧き上がって涙が止まらなくなったとのこと。

手術までの間、検査のために毎週病院に行きます。

1週間後の検査でガンが半分の大きさになっていることが分かりました。
医師は首をかしげながら「カルテの間違いかな」とつぶやきました。

2週間後の検査。
医師が言います。「ガンが見えないな」

3週間後、今度は内視鏡だけでなくCT、MRIなども用いて詳しく検査をします。

検査後、医師から思ってもいなかったことを言われるのです。
「治療するところがないから、もう来なくていいです」

こうして荒尾さんは奇跡の回復をしました。

今では仕事も順調です。仕事の他に、不登校児とその両親へのカウンセリングを15年以上も続けています。

奥様の荒尾睦子さんの言葉です。
「大人も夢を持って生きることができる。子供たちに、その夢をバトンタッチしていくのが私の使命だと思っているの」 

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する