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ドキッ! 正解だらけの X者択一 - Appleが正しいか間違いかなんて些細な事

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日々選択を迫られる場面が訪れますが、僕にとって今は三択よりも洗濯が重要課題です。

洗濯機の進化なんかどうでもいいから汚れない服を作って下さい。

それはさておき、ちょっと前にAppleとFBIの間で小競り合いが勃発して話題になりました。


Apple、FBI捜査のためのiPhoneバックドア命令を拒否──自由を脅かすもの - ITmedia ニュース

この件について賛否両論入り乱れての大乱闘が繰り広げられています。

その影響は政治にまで及んだ様子。

ドナルド・トランプ氏、「アップル製品をボイコットしサムスンを使う」と吠える! - iPhone Mania

別にボイコットしようがどうしようが勝手なんですけどね。これを見た時に強く感じたことがあります。

Appleが犯罪捜査のためとはいえ、パスワードロックをすることはできないと突っぱねたわけですね。

これは、ユーザーのプライバシーを守るための対策としては正しい判断だと思います。

営利企業なんですから、ユーザーの信頼を得てこそ利益を得られるというもの。それを否定する権利なんて部外者には無いと思います。

ただ、ここでややこしいのは、操作に協力したらそれは間違っているのかというと、それも違うんじゃなかということ。

企業として犯罪捜査に最大限の協力をすることは、巡り巡ってユーザーや社員の安全を守ることにもつながります。

これを間違った判断と言い切れますか?

犯罪者という絶対悪の前に現れた二つの選択。

操作に協力するために、ユーザーのセキュリティを多少なりとも犠牲にするか。それとも、ユーザーのセキュリティを最大限確保するために犯罪捜査への協力を拒否するか。

件のiPhoneのロックを解除すれば犯罪捜査が円滑に進む可能性はあります。

一方で、iPhone内の情報が無くとも操作は進められるだろうと言う解釈もあるでしょう。

iPhone内の情報が有益かどうかすら、iPhoneのロックを解除しなければいけないという。

まさにシュレディンガーの猫的な状況。

この状況で、iPhoneのロックを解除することが正しいのかどうか、を判断することができるのだろうか。

こういう状況では、当事者、この場合はAppleの判断次第、どちらをとっても非難できない状況なのではないかと思います。

絶対的な評価対象の前に現れた複数の選択肢。

絶対悪、絶対善を前にした選択肢というのは、当事者がどの利益を得たいかに任せるしかないんじゃないかなと思った次第。

ところで、Appleは過去に、捜査協力のためにロック解除をしていたという話もあります。

Appleは実に過去70回も捜査のためにパスワードを解除していた - GIGAZINE

ただ、本記事の論点はあくまでも絶対的評価対象を前にした時の選択にあるので、Appleが過去にどうしたかということが影響をおよぼすことはないものと考えます。

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