WBI コンシェルジュの Try ! & Error ?:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) WBI コンシェルジュの Try ! & Error ?

WBIとは Working 、Business & ICT。WBI コンシェルジュとは、働き方の見直し、業務改革、ICT活用の支援・相談役です。

社員が遊んでいる!?

会社のパワーは、社員です。その社員が集って、チーム、部署、組織となっていきます。会社は、ある程度以上の大きさになると、一人ひとりの社員に目が行き届かなくなります。だからこそ、管理職という存在が必要になります。

このことは、誰もが理解できる、当たり前のことでしょう。しかし、現実を見ると、このことからかけ離れた実態に目をつむっているのか、見えていないのか、この原則とは異なるものが存在しています。

チームや部署になると、会社としては、まず、そのチームや部署全体で評価するようになります。会社としては(経営者としては)、チームや部署の評価で終わり。個人の評価は、そのチーム長や部署長が行うことになります。

ここで、大きな見えにくい問題があります。そのチーム長、部署長自身が現場でばりばりに稼ぐ人になっているケース。ほとんどのケースで、そうなっていないでしょうか。自分自身で働いて、チームや部署を下支えしている。よく、プレイングマネージャーという表現を追加ますが、多くの会社、現場を見てきて、プレイングマネージャーが機能しているケースは、まずありません。

管理職としての管理ができていないのです。会社としても、管理=業績を上げること と勘違いしていることも多い、売上を上げていれば、全て良しとなっていることが多い。理想的な働き方をしていても売上が上がっていなければそれは、評価が上がらない。

社員の一人ひとりを見てみると、上司が忙しくしている、バリバリ働いているケースほど、遊びの時間が多いのです。つまり、チームでの仕事の場合、仕事は指示、命令で伝達され、報告、連絡、相談でリターンする。この繰り返しで進んでいくのですが、指示待ちの時間の多いこと、多いこと。

○指示された仕事が、結構早く片付いてしまう。

○報告、連絡、相談をしようと上司の元にいくが、上司自身が忙しくしていて声をかけられない、かけにくい、もしくは、そもそも上司がつかまらない。

○その先の仕事がなくなり、停滞し、時間を無駄に過ごすことになる。

こんな循環に陥ります。

無駄な時間が多ければ、モチベーションも下がります。上司は、テキパキと働けますが、若手社員はそうはいかない。そういう上司に限って、「なぜ、報告してこないんだ」って言いきっちゃう。

理想を言えば、管理職は、自分で稼いではいけない。社員を稼がなくてはならない。これが、管理。

今の職場。パソコンを触っていれば、仕事をしているように見えてしまう。

社員もつい、楽しちゃう。

これでは、数年後の主力となる社員が育たない...

働き方、職場の改善って、大事です。

社員を遊ばせないようにすることも大事な仕事。この認識から、始めないとなりません。


働き方改善
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コメント
ardbeg32 2011/05/27 09:47

大規模なPJはやった事が無い素人の考えかもしれませんが、WBSをPJのとPJ外の一般作業の二つ用意しておけば指示がなくってもなにかしらやることは常に転がってることになるとおもうのですが。PJ外とは環境整備やらウイルス対策やらISOやら今日日やることは山ほどありますよね。
もちろんWBSに、若手さんが手をかけてるタスクが終了したら上司にレビューと次のタスクを入れておけば「忙しそうだから声かけられない」なんてことも心理的な壁が低くなるし。あるいは依存関係線を引いておくのもひとつの手ですよね。

なんでそこまでお膳立てしてやらにゃならんの?とか、プレイング・マネジャーやってるくらいだからそこまで暇なんて無いよ、とか色々声は聞こえてきそうですけど、若手をオートマチックに動かせてしかも経験値を上げてもらえて、何がしか作業もこなせてもらえて、最終的には自分が楽になるんだと思うのですが。
とはいえ先立つ物(時間)がないのも、この業界の悲しいところですよね。

Kawakami 2011/05/27 10:34

ardbeg32 さん>
コメントありがとうございます。
いわゆる、机上の空論と現実の問題をどう埋めていくかなんです。
おっしゃることはもっとも! でも、その通りにできている社員がどれほどいるか...

私が、実際にお客さまの働き方を見たり、ヒアリングしてみると、驚くほどの差が露呈されるのです。
WBSも一つのツール。プロジェクト全体の管理に重きを置いているツールで、各個人向きではない。うまく、使い込んでいる社員はいますけどね。

理想と現実。ここから目を背けてしまうと、あとで痛い目に遭ってしまう。
実際の若手の社員は、不満を持ちながら仕事している...のも事実。
ベテランになって、時間的な制約が課せられていくのも事実。
環境の変化は、確実にやってきています。これが、私の実感です。

がる 2011/05/27 11:35

がると申します。
非常にありがちだと思うのと、自分もその傾向が強いもので(苦笑)、色々と予防策を入れてます。

自分の場合は「かならず毎日、一人あたり5分*2回以上」、全員に声をかけて、話をして。何かがあったときに「下のほうから言い出しやすい」空気を、できるだけ作るようにしています。
あとは、エンジニア系なので。下の子の作成物は「細かくこまめにチェックを入れる」ことで、コミュニケーションの回数を増やすようにしています。

どうしても「下のほうから声をかけてほしい」部分はやはりあるのですが、一方で「下から上に声をかけるのは、非常に抵抗感がある」のも事実なので。
その壁をいかに薄く出来るか、ってのは、非常に大切なんじゃないかなぁ、って思ってます。

Kawakami 2011/05/27 13:23

がるさん>
コメントありがとうございます。

すっばらしい!
既に、行動されていることに、感銘してます。まじで。

分かっていても、した方がいいと思っても、行動しにくいんです。本当に。
下のメンバーからすれば、ついでに相談、報告できるという状態です。
相談、報告の癖がつくまでは、徹底的に上が行動を起こさないとダメなんです。
癖と言うのは、個人の癖もありますが、部署の癖なんです。

これを行動し、継続するには、上の意識革命が必要なんです。
その革命を起こさせるために... 私の仕事があるようなもの。

ぜひ、続けてください!


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SFJソリューションズ株式会社 代表取締役社長。
MaaS(Management as a Service)を提唱し日々格闘中

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