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IFRSとJ-SOX法とでは、考え方が異なる。一本化してくれればよいが、日本企業でIFRSに対応する企業としては、データは同一でも切り口を変えるようなビューを2つ持たなくてはならなくなりそうである。
たとえば、米国SEC基準(米国会計基準)でニューヨーク証券取引所に上場している日本企業は,国内では、国内基準、つまり、J-SOX法に基づいて申告します。一方で、グループ企業としては、米国基準に基づいて実施することになる。帳簿を2種類持つようなものである。
しかし、元になるデータは一元管理したい。データベースでいうビューを複数持つような持ち方が出来ればいいのだと思う。
しかし、そんな単純な話にはなりそうもない。
帳簿管理が、異なる部門になることもあるだろうし、開示目的が異なるために、データは一元管理といかない場合もあるだろう。
金融庁は2015年から2016年をめどに,上場企業の連結決算を対象にIFRSの適用を検討している。IFRSでは過去2期分の決算開示を求めているため,逆算すると早ければ2013年からIFRSに基づいた「連結決算書」を準備する必要が出てくる。
IT・システムにおいて、「収益認識」「固定資産管理」「税効果処理」の3つの視点が注目される。
これらの違いを上手く解釈し、システム化し、対応していくには、2年という期間は長くはない。今までのJ-SOX対応をしながら、新たな対応は企業にとって、監査部門、監査会社にとっても頭を痛めることであろう。
いずれにせよ、IFRS対応を基軸としたシステムにしていくことになる。その途中期をどう乗り越え、どう対応していくか。そのリーダー、舵取り役としてどの企業、どのサービスが名乗りを上げていくか。
大企業が先行し、その事例を参考に、中堅以下の企業が真似ていく。つまり、パッケージ化されたものを導入していくことになるだろう。
世界標準化の壁は、乗り越えなければならない高い壁である。

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