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2015年にも日本での全面適用が予想される国際会計基準(IFRS)を巡る動きが激しい。企業会計基準委員会(ASBJ)がIFRSへのコンバージェンスに関する最新の「プロジェクト計画表」を,IFRSのアダプション(強制適用)の課題解決に取り組むIFRS対応会議が今後の活動に関するロードマップを示した。
中でも影響が大きそうなのは,「工事進行基準」がなくなる可能性が浮上していることであるだろう。IFRSにおける収益認識の基準と必ずしも整合性が取れてないとの指摘があるからのようで。
2009年8月27日に開催された「国際会計基準シンポジウム」の特別講演で、関西学院大学商学部の平松一夫教授はこう話している。
「IFRSでは(工事進行中の)“動態”よりも、(工事完成後の)“静態”を重視する流れがある。IFRSが適用されれば、再び工事完成基準に戻る可能性もある」
すでに、工事進行基準を取り入れようと準備を進めている企業は出てきているが、IFRS自体が揺らいでいることを注視して対応を考えてきたいところだ。
日本の考え方、文化をIFRSが無視できなくなってきたのか、アメリカの影響力が薄れてきたのか、いずれにせよ、まだIFRSの方針が定まっていないことを再認識すべき点である。

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