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内部統制と語る中で、よく出てくる用語でしょう。売上計上基準。売上をいつどのように計上するかを定めたルールということになります。
ビジネスの中には、物を売るという業務でもすぐに商品を渡せるものから、長期的な契約の中履行するものまで様々です。商品やサービスを手渡し、もしくは履行してそれで販売業務が終わりというものであれば、分かりやすいのかもしれませんが、長期的な契約の中で、どの段階で売上を計上するかという問題はあいまいな要素でもあります。
建設業などの工事を例にすれば、すべて完成した段階ですべての売上を計上するルール(完成基準)と、プロジェクトを段階的に分け、決算時に段階的に売上を計上するルール(進行基準)があります。
このあたりがあいまいに取り扱われると、利益を翌期に繰り越すことができたり、逆に、今期に組み入れたりすることが意図的にできてしまう。このあたりのルール化を厳格に作り直し、遵守することを求められることになります。
また、売上を立てるための証憑を厳格に取り扱うことも求めらる要素です。多くの場合は、検収という手続きを経て売上を計上するのですが、検収書などの証憑を文書で取り交わすことが厳格に求めらるのです。
また、下請け構造が多層化しているような状況では、その中間業者が伝票を上から下へ流すだけで、その受発注金額全額を売上金額として計上することにも厳しい目が光ります。差し引いた手数料利益のみを計上することが求めらることがありますので、注意が必要です。
企業活動の中で、売上は最も重要な活動です。J-SOX法でも売上活動については、厳しい目を光らせることを求めています。厳格なルール化と厳守を求めています。
業界特有だとか、特別な契約だからという例外扱いが認められなくなります。

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