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内部統制は、実質、運用フェーズに入りました。構築フェーズで苦労して作り上げた”モノ”を、今度は苦労してメンテナンスしていく段階です。
構築フェーズは、ある意味で力技でした。運用フェーズは、知恵が必要になります。なぜならば、同じ作業を毎年繰り返し行っていくからです。無駄な作業や高負荷な作業は、軽減していかなければ継続できないと考えます。
そこで、いくつかの内部統制を継続させるポイントが出てきます。そのひとつが、IT。IT化は、集中化と標準化といわれます。部門ごとに構築するのではなく、全社的に構築する。そのためには、業務の標準化が必要になります。
次に、運用の体制。いわゆる3点セットの文書をExcelなどのデスクトップツールで構築された企業も多いでしょう。実際に、Excelなどで作った文書をメンテナンスしていくには、別の苦労が必要になります。誰もが、簡単にアクセスでき、変更できることが、管理しずらくなるのです。また、企業の業務の変化を文書化に落とす作業が、非常にメンテナンスしずらいということに気づくでしょう。
そのために、運用フェーズからは、内部統制運用ツールを導入するケースが出てくるものと思います。
IT化と運用。この2つを軽視していると、内部統制の運用が辛くなります。すぐには無理にせよ、視野に入れて、徐々にでもIT化(集中と標準)、運用体制の構築に着手すべきだと考えます。

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