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J-SOX法、内部統制を語るにあたって、アサーションという言葉を避けては通れないのではないでしょうか。聞きなれない言葉ですが、内部統制の中では当たり前のように使われています。
ある勘定科目や残高が正しく計上・表示されていることを論じる際の「正しさ」の要件を表す概念を言う言葉で、経営者の主張と訳されている場合も多いです。
日本公認会計士協会の監査基準委員会報告書第28号『監査リスク』では、アサーションを「経営者が適正な財務諸表を提示することは、明示的か否かにかかわらず、この要件を充足していると経営者が主張していることに他ならない。」と説明しています。
COSOによる内部統制の統合的枠組みでは、次のように整理されています。
・実在または発生:
特定の日付において資産あるいは負債が実在していること、記録された取引が特定の期間において発生していること
・完全性:
財務諸表に表示されるべき取引や会計事象がすべて漏れなく、重複なく記録されていること
・評価または配分:
資産、負債、資本、収入と費用の各項目が、適切な会計基準に準拠し、適切な金額で記録されていること
・権利と義務:
特定の日付において資産の権利、負債の義務が企業に帰属していること
・表示と開示:
財務諸表上の各項目が適切に分類、記述、開示されていること
多くの場合、RCM上では、「実在または発生」、「完全性」での視点が多いですね。下の3つは、経理部門での業務で登場することが多いです。
最後に、リスクをアサーションで分類して、集計することも重要な作業です。
内部統制の担当者の中でも、当たり前のように会話に出てくる言葉ですから、ぜひ、チェックしておきたい言葉です。

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