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日本版SOX法(J-SOX)対応後の企業経営を考える非営利団体「After J-SOX研究会」なるものが存在する。「企業価値向上としてとらえるための施策を研究する」が狙い。”連結経営の強化”がところどころで目に付く。
企業価値の目的として、内部統制の基盤を連結経営とERM(エンタープライズ・リスクマネージメント)へと進化させるための研究活動及び普及活動としている。
抽象過ぎてよく分からない。これが、小生の感想。内部統制の先には、ERMがあると言うことは個人的には良く分かる。研究会の名前にあるように、After J-SOXの意味が分からないから仕方がない。J-SOXが始まったばかりなのだから。
気になるのは、研究会の構成メンバー。アビームコンサルティングやプロティビティジャパン、ベリングポイントといったコンサルティング会社のほか、伊藤忠テクノソリューションズやNEC、日本ユニシス、日立製作所といったITベンダーなどである。IT業界中心、業者中心の研究会にならないことを期待する。
ちなみに、ERMとは、企業などの組織体がその目的達成のために行う意思決定や業務遂行などにおけるすべてのリスクに関して、組織全体の視点から統合的・包括的・戦略的に把握・評価・最適化し、価値最大化を図るリスクマネジメントのアプローチのこととある。
COSO ERMフレームワークの中では、ERMは事業体の取締役会、マネジメント、そのほかのスタッフによって遂行され、事業体全体の戦略策定に適用される1つのプロセスである。事業体に影響を及ぼす発生可能な事象を特定して、事業体のリスク選好に応じたリスクマネジメントが実施できるように設計され、事業体の目的達成に関して合理的な保証を提供することが目的であるとある。
いずれ、ERMブームが来るだろう。そのときに、利権がらみの業者やメーカーの思惑を出来る限り外してもらいたいが、ERMにITメーカー、SIerなくして成り立たないのも事実だろう。

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