WBIとは Working 、Business & ICT。WBI コンシェルジュとは、働き方の見直し、業務改革、ICT活用の支援・相談役です。
あるクライアントで、業務システム開発におけるアドバイザリー契約を結ぶことになった。システム構想は、第1段階~第5段階程度まで想定しており、その第1段階フェーズでのアドバイザリー契約となる。クライアントは、東京から新幹線を使って2時間程度の距離にあるため、月に2度の打ち合わせに参加し、プロジェクトの進行とシステムにおけるアドバイスをしていくことになる。第2段階からは、さらに深く参入する見込みで、2年程度の中期計画に突入する。
小生の役目は、業界ノウハウと全体構想を意識したプロジェクト進行になると考えています。全体最適と部分最適のバランスをとりながら、必要な要件、機能を実現するための期間を短く、予算を低く抑えるのが目に見える効果になるでしょうか。
このアドバイザリー契約で、重要な要点はクライアントとの信頼関係の構築にあります。これがないままにプロジェクトを進行させてしまうと、「顔だけ出して、役に立っていない」「何のために参加しているのか分からない」という批判的な意見が出てしまいます。アドバイザーといえども、毎回毎回凄い意見と出したり、画期的なアイディアを出し続けるのは不可能なのです。あの人に任せたい! あの人の進める方向ならば納得できる! というような感情を持ってもらえるかどうかが存在意義でもあり、対価なのです。
そのためには、アヒルの足のごとく、見えないところで様々な調査や情報収集を行わなくてはなりません。小生の過去のノウハウや経験値だけで対応するには、無理があります。テクノロジーや業界動向はめまぐるしく変化しているからです。クライアントの意識や目指すところを把握しながら、最適な情報を集め、最適な決断を促していくのがコンサルタント、アドバイザーたるものの役目でもあります。
まずは、現状の把握とクライアント担当者様の意識、目指すものの把握。そして意識合わせ。ここが、当初の仕事になるでしょう。その上で、プロジェクト参加者からの信頼を得るための努力が必要になります。信頼を得るためには、でしゃばりすぎず、引っ込みすぎずプロジェクトをリードさせていくことになります。
質の悪いコンサルタントやアドバイザーは、時にプロジェクトメンバーをこてんぱに理論や経験値でやっつけてしまいがちです。知識の押し付けになっては上手くいきません。このあたりの流れを読みながら、最適なスピードと方向でリードしていかなければならないのです。
第1段階で予定されているスケジュールは、4ヶ月。緊張する4ヶ月になりますが、楽しみな4ヶ月でもあります。

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