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ロボットと共生する時代が本格的に到来!ロボットと法規制の行方。

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ロボット時代の到来と法律

ソフトバンクのペッパー...あの愛らしいロボットを欲しいと思ったのは私だけではないはず。従来、「産業用ロボット」はありましたが、私たちの身の回りを助ける「サービス用ロボット」が続々と導入されています。

しかし、それに伴って、問題となるのは、ロボットに関する法律問題です。

「ロボット工学三原則」

アメリカの化学者で作家のアイザック・アシモフが1950年に発表したSF小説「I, Robot」の中で、「ロボット工学三原則」が記載されました。

第1条:ロボットは人間に危害を加えてはならない
第2条:ロボットは人間に与えられた命令に服従しなければならない、
第3条:ロボットは1,2条に反するおそれのないかぎり自己を守らければならない

慶應義塾大学総合政策学部の新保史生教授は、「ロボット法 新8原則」として提案を発表。

(1)人間第一の原則、(2)命令服従の原則、(3)秘密保持の原則、(4)利用制限の原則、(5)安全保護の原則、(6)公開・透明性の原則、(7)個人参加の原則、(8)責任の原則の8原則を発表しました。

ロボットに関する法律問題

ロボットが我々の生活に溶け込んでいくと、現在では考えられない問題が起こります。

  • 自動運転の車が事故を起こした場合、責任を取るのは誰!?
  • 乗車している人間orメーカーのどちらか?
  • 人工知能ロボットが、人間に危害を加えたら、誰が責任を取る?
  • 遠隔操作の分身ロボットが国境を越えたら、不法入国になるのか?

このような問題を解決するためにも、法律が必要になっていきます。

ロボット法の未来は

人間とロボットが共生する時代は、もうそこまで来ています。

現在、大学教授、弁護士、研究者を中心に、「ロボット法学会」の設立を準備していて、2016年には立ち上がる予定です。

私も、人間とロボットのルール作りといった観点から、最新技術の世界に関わっていきます。

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