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なぜ、部署同士で対立してしまうのか?

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大企業ならまだしも、小さい会社でも部署同士で対立する場合あります。対立とまでは言いませんが、派閥があったり、仲が悪かったりします。

例えば、営業と開発の仲が悪かったり、企画と開発が悪かったりはよく聞きますし、実際に目にしたこともあります。

同じ会社なんだから、全員が協力したら一番いいのになぜか対立をしてしまうですよね。


でも、なぜ対立するのでしょうか?

例えば営業が契約をとるためには、見積もりを安く、要求をできる限り飲む必要があり、開発は逆に見積もりは高く、要求は少なくの方がいいわけです。

利害関係が違うからだというのも分り易いですが、そんな表面的な所ではなく、実は「対立」は、人間の欲求からきているといわれます。



マズローの欲求に所属欲求と言われるものがあります。

これは、その集団に属して生活したい欲求を指します。

アイデンティティとも呼ばれるもので、人はアイデンティティを確立したいと望んでいます。※アイデンティティ=主体性

つまりより強いアイデンティティがより欲求を満たしてくれるわけです。

僕はこのグループに属しているんだぞ!っと明確にしたいわけです。


では、どうしたらアイデンティティは強くなるのでしょうか?


具体的に考えてみると分かりやすいので、サッカーを考えてみましょう。

ワールドカップで勝ち進んでいくと、日本国民全員が応援しだしますよね。
これは日本国民としての意識、アイデンティティが強くなっているわけです。

対立により連帯感が強まりアイデンティティが確立されていくんです。

私は日本国民として属しているんだ!と意識できるわけです。

他者との違いが分かることで、安心感、連帯感、自分は属しているという欲求を満たせるわけです。


つまり、他とのアイデンティティを際立たせるためには、対立が一番分かりやすいのです。


学生の時や社会人になってからも自分が属している仲間や、部活で、自分たちの属しているのは他とは違うんだと意識したことはありませんか。

特に学生の時には、他のグループと同じだったら自分が属しているのが分かりづらいので、なんとなくこのグループは「○○が特徴」みたいな感じありませんでしたか。

逆に自分が所属しているグループと他とのグループの違いがあいまいであれば、不安であり孤独を感じたりして欲求は満たせないのです。あいまいであれば、自分が○○に属しているというのが分かりづらいですからね。

だから満たすために他との違いをはっきりさせる必要があるのです。


それが対立という形を生み出すわけです。


だから、社内で放置していたら対立ができるのは仕方ないことで、できる前提で対立が産まれないような組織調整をする必要があるのです。


他部署との連携や、飲み会などで緩和できたり、評価制度や組織構成も関係してくるのでその微調整をしないといけないのです。

派閥があったり、対立がある場合は、経営陣が組織構成を失敗しているともいえるわけです。

特に、ビジョンや目標が見失っている会社は目的が分からず、対立や派閥が出来やすくなります。


経営陣は会社全体が一つの仲間なのだと意識させ続けないといけないのです。

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