エクセレントカンパニーが取り入れているインプロのいろはについて分かりやすくお伝えします。

『シェアードストーリーで創造的思考法を体感してみよう。』

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皆さん、こんにちは。海の日をどうお過ごしでしょうか?

少し前に海に面した公園に行きまして、姉の命令で姪と無限鬼ごっこをさせられて足が棒になってしまった、横内です。                                           

子供と遊んでいるとずっとインプロ(即興演劇)をしている感覚だと、よくインプロを続けている方々が言います。何もないところに敵を作り、名前を決めて、設定を決めて、皆で共同して遊びます。何もないところに大人は何かを作るのがとても苦手です。インプロでは台本がないので作家としての能力が問われます、創造的思考法と私は言っています。

アウトプット型の思考法ではなく、その場で色々な設定や役を作り上げていきます。台本があれば自分の役の名前は決まっていますし、相手役の名前も、もちろん決まっています。ですが、インプロを大人がやってみるとびっくりします。即座に自分の役の名前一つ、相手役の名前さえも、なかなか決められないのです。

最終的には自分の名前をそのまま言ってしまったり、相手役の名前をそのまま言ってしまいます。これも悪いことではないのですが、皆が自分自身の日常の名前だと創造性が乏しくなってしまいます。アウトプット的思考に繋がれたままになってしまうのです。

もちろん時間をかければ架空の名前を決められますが、即座に決められないのです、間が空いてしまい、周りの人も自分も困ってしまいます。インプロの面白いところは即座にあらゆることを決めていかなければいけない状況になるところで、創造的思考に自然となることだと思っています。

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インプロを続けている人の中には、人前で発言がしやすくなった、緊張しにくくなったと言われる方がいます、それはイレギュラーなことが起こってもすぐ創造的思考に移ることで先が分からない状況でも柔軟に対応が出来るからだと思っています。

一回目にはワンワードをご紹介しました、今日は創造的思考法を体感できる、シェアードストーリーをご紹介します。このゲームは一人が一文づつ喋っていきながらお話を紡いでいくゲームです。一人が一文しか喋ることが出来ません。例えば、お題『ビーチ』としAさん、Bさん、Cさんでシェアードストーリーをしたとします。

シェアードストーリー

お題 『ビーチ』

A『犬が砂浜をリードなしに走っています。』

B『男性が犬、ダルメシアンを後ろからおっかけて来ました。』

C『ダルメシアンは必死で飼い主から逃げようとしています。』

A『飼い主は疲れて膝に両手をつき、はーはーと呼吸を整えながら立ち尽くしています。』

B『ダルメシアンが休んでいる飼い主を一瞥して走り出した瞬間、つかまりました。』

C『飼い主の子供がつかまえたのです。』

A『奥さんが子供と犬のそばに駆け寄ってきました。』

B『飼い主の男性も近寄ってきました。』

C『ちょうどそのとき雲間から夕日が抜け出し三人と一匹は夕日を眺めました。』     

                                                     おわり

このように一文づつ紡ぎながら物語やシーンを共同して作っていきます。インプロ全般のルールとして、相手が言ったことを受け入れて自分のアイデアを足していくことが要になってきます。このルールのことを『イエスアンド』と言います。一度受けれ入れて自分の意見やアイデアを付け足していきます。

常にイエスマンになる必要はありません、しかし否定から入ることが多いと話が進まないのがやってみるとよく分かります。このゲームのもう一つのポイントは、始めはあまり長い文章を話さない方がやりやすいということです。皆で共同して作っていく場合、情報量が多くなればなるほど、お話やイメージを共有するのが困難になってきます。

連休も後少しですが、ご家族で、友人とシェアードストーリーを楽しみながら創造的思考を体感してみてください。それではまた。

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