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このブログでは音楽・デザイン・システム・アプリと、ジャンル問わず好き勝手にモノ作りをやって来た独立系「歌うデザイナー」の視点から、身近なITや突っ込んだITの魅力や生活の中での捉え方、モノ作りを通じて感じる事、気に入った道具などを中心に書いていこうと思います。

ごあいさつ

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 はじめまして。生内洋平と申します。東京都は新宿区四谷で、株式会社デザインバンクを営んでいます。
 
 北海道札幌市に生まれ、3歳で妹背牛町へ疎開。16歳で海外を(やむなく)放浪し、18歳で本格的にバンドを始め、20歳でローカルレーベルを営む。22歳からWEBを、26歳からデザインを本格的に勉強し始め、31歳になった今は、57歳の相棒と、同じく31歳のスタッフと共に東京の小さなデザイン会社を営んでいます。

 仕事を初めて以来「請われることは、すべて形にして返す」を、13年間ずーっと繰り返してきました。その中で自分が作り上げるものがブラッシュアップされたり、制作の方向性や根底が何度も見直されたりと「暇を感じるスキマがない生活」を送っています。
 
 そして2010年代。技術革新や産業革命の結果が、ようやく目に見えて生活に影響し始めた時代です。今までは何となくITと言えば、取っ付きにくくて難しい「パソコン」に代表され続けて来ました。しかし近年、iPadを始めとする新しい機器の登場を経て、本やナイフと同じく、僕らみんなの「道具」として認識されつつあります。そんな時代を前に僕らは、制作のための道具としてITをいち早く使って様々なものを生み出してきました。

 人はITを知らなくても生きていけますが、ITの楽しさを誰よりも知っている僕らは、その魅力が自分や身の回りの人の手元にまで届きつつある現状に、とてもワクワクしています。もう昔のPCのような「絶望的に複雑怪奇な機械」を無理矢理人に勧める必要がなくなるかもしれないからです。「身の回りの人と、普通にITの話をする」そんな時代が来つつあります。
 
 こないだアップルの社員のつぶやきでこんな言葉を見つけました。
 
 「イノベーションとは新しいものを作る事ではなく、未来にある普通のものを作る事」
 
 まさにこの時代、ITの可能性が、僕らデジタルクリエイターが信じているように無限大であるならば、イノベーションを経て、身の回りの普通の文化として成立するまでの経過を僕らが生きている間に見ることができるかも知れません。
 僕は今後も様々なもの作りを通じて、皆さんよりちょっとだけ先にいるIT技術の先駆者であり続けたいと思っています。そして、このブログでは「身近なIT」や「突っ込んだITの魅力や生活の中での捉え方」「モノ作りを通じて感じる事」「気に入った道具」などを中心に書いていこうと思います。たまに脱線もします。多分。

 近しい立場の人も、そうでない人も、時間のあるときに読んでくれたら嬉しいです。

 次回は、誠ブログの皆さんとの初顔合わせを兼ねて、2月25日(金)に開催されたNEC LifeTouch NOTE のtouch & try に参加した様子をレポートします。お楽しみに!

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