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【饂飩(うどん)について一言物申す!関西風うどんは別に薄味じゃないんです】

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今日も寒いですね。お昼は暖かい饂飩(うどん)でも啜ったろかしらん、て季節。

でうどんと言えば、関東、関西の味の違いが言われたりしますよね。
ワタクシの属する会社は、関西発のビジネスが基になっている事業も多く、一般的な東京の企業に比べれば、関西の出身の方の比率は非常に多いのであります。

で、関西の方が口をそろえて言うところの

「東京のうどんは塩辛い」...

実は実際そんなに塩分濃度は変わらないんですよ。「せうゆのあたり」すなわち「醤油の味」が濃いだけなんスよね。
そう、いわゆる関東風というのは、濃い口の醤油が多く使われていて、関西では塩と薄口醤油が使われている、という違いなのであります。

某テレビ局の調査で、汁の塩分濃度は

>  関西が2.5%
>  関東は6.7%

というのがググッてみたらありましたが、6.7%というのは、味見してみれば分かりますが、いくらなんでも塩辛すぎる。つけダレに近い。
なので、ワタクシの実感的にもあまり変わらない、と感じるのです。

京都で長く修行された板さんが言っておりました「関西のあたり(味付け)は、砂糖も多く使うので、味は複雑な滋味にみちていて、関東の味は醤油の風味をはじめ素材の味を大切にするところが違うのである」と。

ほほう、決めつけあるいは常識的な認識についての考察、という観点で「饂飩(うどん)の汁」で面白いことを知ることができたよ。
ってオシマイ!

<了>

-正林 俊介-


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