IT/PCを中心に様々な話題を振り返ることで未来を考える

Office Web、オンライン版Officeについて補足

»

 PC Watchの記事には書き忘れていたのですが、ブラウザは基本的にCSS 3.0対応なら崩れないとの事。細かな互換性の話をするには、まだタイミングが早すぎますが(まだテックβにもなっていないのだし)、SafariでもFirefoxでも動かすように作っているようですよ。実際、携帯電話のサポートがWindows Mobileだけってのなぁ……と話したところ、iPhoneのSafariでアクセスすればOffice Webが……との話でしたので、そのあたりのオープンスタンダードへの対応には、かなり注意を払っているようです。

 さて、リッチクライアント板のOfficeに関しては、すでにデベロッパ向けに配布が始まっているので、すでに使っている方もいるでしょうが、テックβながらも、結構軽快で品質も高く感じました。テックβの時点では、チューニングが進んでいない事が多いですから、現時点でこの調子なら期待が持てそうです。

 GUIはリボンを用いたものを引き継いでいますが、その操作性は結構改良されていて、特に初級者に優しくなっています。そこそこ使っている人の場合でも、知らない機能を探しやすくなっているので、さほど悪くないと思います。が、バリバリのOfficeアプリのプロの方々に関しては、僕がそうではないのでちょっと判りません。

 ただOutlookに関しては、とっても良くなってます。あの複雑怪奇に分散した設定がかなりまとまりよくなってきましたし、様々なタスクを簡単にこなせるようにリボンが工夫されています。きちんとメッセージIDを解析してスレッディング分類もしてくれます。
 IMAPやPOPの実装に関しては、以前とほとんど(いや、まったく)変わっていないので、引き続きExchangeユーザー以外には微妙という印象も持ちましたが、会社がExchangeなんで〜〜という方には、良いアップデートになるでしょう。

 Office Webに関しては、先日、ソフトイーサーの原社長とtwitterで、将来、ソフトウェアの各パート(ストレージやネットワークへのアクセス、コアロジック、ユーザープレゼンテーションなど)をネットワークの中で分散させていくためのトライアルで、ユーザーがインタラクティブに操作するコンテナは、別に新しいものをマイクロソフトは作ろうとしているのかもね?なんて話をしていました。
 Office WebはWebブラウザ向けに限定したものですが、後ろ側に自らの強みを作ったら、さっさとWebブラウザは捨ててアプリケーションを動かすための、もっと良いコンテナを用意するんじゃないかなと。そんな話です。

 ただ、僕が取材で感じたのは、今回のOffice Webに関しては、そこま深くは考えていないんじゃないかな?ということ。記事の本文中でも書きましたが、どこでも、どんな端末でも文書をレビューし、修正できる環境を提供するためのものだ、と思います。そこで上手く行けば、その次には何らかのアクションがあるのかもしれません。

 ま、いずれにせよ夏の終わりぐらいにはOffice Webのテックβも始まるので、その後に想像を膨らます方が良さそうです。

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する