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文系学部からITベンチャー企業へ進んだ男が考えていること、感じたこと、未来のことなどを書きます。

From "Work Life Balance" to "Work As Life"

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僕は社会に出て働いてみるまで、Work Life Balanceという言葉がいまいちしっくりきませんでした。
もちろん人生は仕事(Work)だけではありません。
趣味として仕事以外に自分の好きなことをやっていることはとても素晴らしいと思います。

余談ですが、日本人のニュアンスの「趣味」を聞く場合は、hobbyを使わずに
What do you like to do in your free time?
と聞くことがよりスムーズだそうです。

本題に戻しまして、Work Life Balanceには「Work=お金を稼ぐこと」という意味合いが色濃く残っている気がしています。
この考え、共感してくださる人は一定数いるのではないでしょうか。

大辞林 第3版によると、仕事とは以下のような意味です。

① するべきこと。しなければならないこと。 「台所の-」 「 -が片付く」 「 -に取りかかる」
② 生計を立てるために従事する勤め。職業。 「お-は何ですか」 「 -を探している」

②には、「Work=お金を稼ぐこと」と同義がありました。
では、働くとは?と思い、大辞林 第3版で調べてみると以下のような意味でした。

① 肉体・知能などを使って仕事をする。一生懸命にする。 「 - ・いたあとは飯がうまい」 「このプロジェクトの中心になって-・く」
② 職業・業務として特定の仕事をもつ。 「 - ・きながら大学を卒業した」
③ 機能を発揮する。効果・作用が十分現れる。 「もう疲れて頭が-・かなくなってしまった」 「勘が-・く」 「なかなか悪知恵の-・くやつだ」 「遠心力が-・く」

結局意味としては「仕事」につながっているため「Work=お金を稼ぐこと」はアカデミックな意味としては正しいことになります。

しかし、現在の「仕事」や「働く」が上記のアカデミックな意味として使われているでしょうか。

僕の考えですが、アカデミックな意味での定義では意味付けとしてとても希薄になってきており、現在はWork As Lifeの時代になってきていると思っています。

「仕事は辛いもの、でもお金を稼ぐために、生きていくためには仕方ない」

という昭和の歌謡曲やフォークソングのような概念からは少しずつ変わってきていると思っています。

自分の興味のあること、また自分がマジで突き進もうと思っていることにフォーカスしていくことがこれからの働き方ではないかと思います。

そこで、Work As Life(人生としての仕事)の考えが今自分の中でWorkとLifeを結びつける言葉としては一番しっくりきています。

このWork As Lifeはメディアアーティストの落合陽一さんが使って有名な言葉です。
『仕事=社会に対して何らかの貢献を行う』
のであれば別にLifeでも社会に対して何らかの貢献を行ってもいいと思います。

「好きなことをやれば良いんだよ」

とはよく言われると思いますが実際に社会に出てみるとそんなに簡単なことではないこともあります。
ただし、今の自分の状況はそれぞれが自分自身で決断してきた結果です。
今の状態は過去の実績の紛れもないエビデンスになります。

「俺、今までなんとなく過ごしてきてしまったからなにもないや」
「私、周りに流されてきてしまったところがあるし、自分であんまり考えるということをしてこなかったかも」

という思いは僕を含めかなりの方が思うことでしょう。
ただし現代はYouTuberやブロガーといった1人でも簡単に自分の考えを世界に発信することができます。
YouTuberは1人でかなりの影響力やお金を集められるようになりました。

そんな「機会」に満ち満ちている現代ではWork As Lifeで生きていくのが充実した人生(Life)を送るために必須なのではないかと思っているので、僕はこの考え方で進んでいきます。

皆さんは、WorkとLifeについて、どう定義して生きていますか?

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