身の丈にあったスマートなシステム化を目指そう

「下町ロケット」的な・・・

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こんにちは、
TBSで放映されているドラマ「下町ロケット」をご覧になっていらしゃいますか?
中小企業での物作りが一つのテーマとなっていて、技術者出身の私には、なかなか刺さるところが多い内容です。特に「品質管理」に関しては、考えさせられるテーマです。

システムの開発現場でも「品質管理」が古くから重要視され、手法も開発されています。ちなみにISOで「品質管理」は以下のように定義されています。

  • (a)品質マネジメント(Quality Management)
    「品質に関して組織を指揮し、管理するための調整された活動」
  • (b)品質管理
    「品質要求事項を満たすことに焦点を合わせた品質マネジメントの一部」

私は正直システムの世界での「品質管理」という言葉には違和感を覚えています。というのも、「品質管理」という言葉が、上記(a)の品質マネージメントの意味で使われる事が多く、(b)の本来の「品質管理」をあまり重要視されていないと思われるからです。

「我が社は、独自のXXXフレームワーク(このフレームワークについては別途お話ししたいと思います)に従って、品質を管理しています」という説明をよく聞きますが、大抵こういう場合も、上記のように、組織的な体制があって、決められたプロセスでレビューされ、一定の水準に達してから納品します、という意味にしか聞こえません。それはそれで、結果をしては重要なのですが、本来の品質管理では、その製造のプロセスを重視します。従って、日々の生産(システムでは開発)の作業が、品質の要求事項を満たすように、如何にコントロールするかが重要と考えます。

なぜ、このような事になるのでしょうか。それは、システム開発が俗に言うゼネコン体質と言われるように、実際の物作りの段階となると下請けに発注され事が多く、元請けは出来上がったものを検査するという一連のプロセスとなるため、上記ように品質マネージメント重視になるのかと思われます。

但し、この品質マネージメント重視であると、出来上がってから品質をチェックするため、問題があった場合の後戻りも小さくない事も多々あります。「品質」は現場でつくり込むものです。エンジニアが要求品質を満たせるように、如何に作業を進めていくか、この辺りにきちんと標準を当てて管理をしてくか、ベンダーの皆様には今一度考えていただきたいと思います。

オフィス情報システム

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