一般社団法人鬼ごっこ協会で、鬼ごっこを活用して、次代を担う青少年の健全育成のために仕事をしています。大人から子どもまで、みんなが楽しめる鬼ごっこの楽しい活用法や、鬼ごっこにまつわる文化歴史をご紹介していきます。

スポーツ鬼ごっこ公式競技用品の「ホーム&トレジャー」の理念

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おはようございます。鬼ごっこ協会の平峯です。スポーツ鬼ごっこの現在唯一の公式競技用品である「ホーム&トレジャー」の理念について書きます。

開発に際して

スポーツ鬼ごっこがより、広範に広がって、たくさんの方々へ親しまれるようになるようにと、開発へ向けては、数年の歳月を要しました。当初は、四角い段ボールの上に、ペットボトルのようなものをのせて代々木公園などで行っていました。気軽にできるという所が、スポーツ鬼ごっこの良さであるので、道具を選ばない要素は残していきたいのですが、スポーツ競技として年を追うごとに成長していくにつれて、各地の関係者の皆さんから正式な競技用品が欲しいというお声をたくさんいただきました。学校やスポーツクラブ、児童館、学童など様々なところからの要望でした。第1回全国大会の時から、現在の形となっているものを公式イベントでは使い始めたのですが、デザインは協会独自で行いました。持ち運びがしやすいように組み立て式にして、早いスピードでぶつかっても危なくないように片井素材ではなく、ぶつかっても危なくないように強化段ボールを素材として選びました。数年は自作のものをテスト的に各イベントで使っていましたが、だんだんと使い方やこのデザインの持つ特徴が浸透してきてきたため、量産を始めることにしました。全国各地の段ボール会社を訪ね歩いて、ようやく1年くらいの歳月を経て、提携企業を探すことができました。

各名称について

スポーツ鬼ごっこ公式用品の各名称については、議論のすえに以下のようになりました。

「トレジャー(Treasure(=宝))」
「ホーム(Home(=宝の台))」

スポーツ鬼ごっこは「宝取り鬼ごっこ」というのが、前身となる名称でした。そのため、自陣の宝を守りながら相手陣地の宝をとりに行くという、戦国合戦風のイメージを持っていました。そうした背景から、グルーバル展開していくにあたり日本語ではなく英語で行おうという事で、自陣の宝を置くものを「ホーム(Home)」と呼び、宝はそのまま「トレジャー(Treasure)」としました。ホームは、家や守るべきものという意味があります。そこにある、大切にしなければならない宝物を守るというストーリー性を協会で考えました。子どもたちにも理解しやすく、さらに大人の大会でも面白いストーリー性を持たせられるように考えました。

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用具の持つ理念について

この競技用品には、理念があります。スポーツ用品にも、その設計背景の理念を持たせて、スポーツ鬼ごっこの目的やビジョンを伝えていくためにもと考えました。5つの目的があります。スポーツ用品では、機能性や効率性が重視される傾向がありますが、ホーム&トレジャーは理念を大切にしています。

①仲間の輪(和)の大切さ

②人と人とのつながり

③自然環境への配慮

④被災地支援

⑤手作りで芸術性を持たせる

今後の展開について

この競技用品は、未来永劫この形で行くことになるのかは、時代の要請に合わせて進化していくので、少しずつ変容をしていくかもしれませんし、又は、ずっとこの形でいくかもしれませんし、まだわかりません。もちろん、今すぐの話ではありませんが、改善は随時加えていくことになります。世界展開していく時にも、各国の事情に合わせなければならないことも出てくるでしょう。その土地に合った素材や利便性を追求して、多様性を尊重していけるようにと考えています。このスポーツは、多様な方々の意見を集約されて作られているものなので、公式用具も同じようにしていきます。これからの発展をぜひご期待頂ければ嬉しいです。

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