一般社団法人鬼ごっこ協会で、鬼ごっこを活用して、次代を担う青少年の健全育成のために仕事をしています。大人から子どもまで、みんなが楽しめる鬼ごっこの楽しい活用法や、鬼ごっこにまつわる文化歴史をご紹介していきます。

メンタルヘルスに「鬼ごっこ」~社会人が楽しく息抜きをできるように~

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鬼ごっこをすると誰もが言ってくれることは。

「童心に戻れました。」

「普段のストレスが解消できました」

「話したことがない人とコミュニケーションが図りやすかったです」

大人が鬼ごっこをすると誰しもが笑顔になり、楽しく運動してくれる秘訣はこうした感想に隠されているのだと思います。社会に出ると会社内のしがらみや人間関係、取引先とのシビアな交渉など、精神力を使うものがたくさんあります。どんなに鋼のようなメンタルを持っている人であっても挫けたり、ショックを受けることはあるはずです。そのストレスの受け皿となるものが、社会で必要とされていると思うのです。

■ちょっとした息抜きに「鬼ごっこ」

鬼ごっこ協会では、社会人の方がイベントに参加をしてくれることが、子ども達と同じくらいあります。毎月1回開催している「鬼ゴッター大会」という体験会形式のイベントでは、スポーツをしっかりと取り組んだ経験のない方も参加をしてくれることがあります。東京都内で働く会社員の方は運動やスポーツは楽しみたいのだけど、他のスポーツでは自信がなくて参加しにくかったり、一緒にやる友達がいなくて行きにくいなど言われています。スポーツ鬼ごっこは、「鬼ごっこ」だから気軽にできるからと、ふらっとお一人でも参加してくれています。ちょっとした休日の息抜きの場として利用をしてもらっているようでした。

■健康的な心を保つために「鬼ごっこ」

心の健康は、気持ちだけではなく健康な心身が必要とはよく言われますが、鬼ごっこは楽しくやってしまいますが、いざ真剣にやってみるとかなりの体力を使います。鬼ごっこをしている最中は、そんなことを鬼から逃げ回っていて忘れてしまいますが、鬼ごっこが終わって帰宅の途についてみると、家で筋肉痛に苦しむというのはよく聞く笑い話です。「健全な精神は健全な肉体に宿る」という昔の有名な言葉にもあるように、健康的な心を保つためには、適度な運動が必要になるのは間違いありません。

■人との楽しいコミュニケーションの場としての「鬼ごっこ」

インターネットやメールが発達した社会になってきて、人との交流が「デジタル」に移行しているということは疑う余地もないと思います。それは情報のやり取りや人的交流が効率的になり、物理的な距離も関係なくスピーディーな情報交換になっていることは、ビジネスでも私生活でもプラスに働いていることは確かです。決して「デジタル=悪」ではありません。ですが、若い世代を中心にしてメールやSNSでの交流ばかりになると、人の表情や言葉の機微、その場の環境のもたらす空気感などを感じることがなく、文面ばかりの交流となってきます。誰もが小説家のような優れた文章技法を持っているわけではないので、そこで生まれる祖語はどうしても出てきていると思います。鬼ごっこをすると、ある意味でどうしても人との交流をしなければなりません。しかも、「触れ合う」「スキンシップ」を鬼ごっこのタッチをしなければならない特性上、必ず求められてきます。きっかけが、「楽しいから」「気軽だから」やってみようと鬼ごっこに来てくれて、普段は疲弊しきったりしている社会人も、楽しい交流に心を躍らせてくれるのは、見ていて清々しいものがあります。

■楽しい真剣勝負のその先に見える「鬼ごっこ」

何事も真剣勝負は人の心を熱くします。スポーツの世界では、4年に1度のオリンピック、プロ野球の日本シリーズ、サッカーのワールドカップも、みんな心を熱くして応援をしてしまいます。鬼ごっこも真剣になってくると相手にタッチされないように、必死に逃げようとして、追いかけようともしてしまいます。そして、対戦形式の鬼ごっこをすると相手チームに負けないように真剣になります。真剣勝負をすることで、普段は運動をしない方も「熱くなる」気持ちを改めて持つことができることも大きな魅力です。メンタルは守るだけではなく、強くしていくことも大切だと思いますので、こうした真剣勝負から学ぶことは多くあると思います。

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