一般社団法人鬼ごっこ協会で、鬼ごっこを活用して、次代を担う青少年の健全育成のために仕事をしています。大人から子どもまで、みんなが楽しめる鬼ごっこの楽しい活用法や、鬼ごっこにまつわる文化歴史をご紹介していきます。

国際親善に鬼ごっこ~ルーマニアとの交流・オイナ体験・ノンバーバルコミュニケーション~

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つい先日、10月2日に神奈川県横浜市栄区にある横浜市立小山台小学校でルーマニアの方々と国際親善イベントを行うことができました。どんな目的かというと、ルーマニアの伝統スポーツ「オイナ(OINA)」の普及のために、ルーマニアオイナ連盟が日本を訪れた一貫で、横浜市にも足を運ばれました。横浜市では、ルーマニアのコンスタンツア市と姉妹都市提携を結ばれていて、もうすぐで40周年という節目を迎える関係にあったそうで、その両国の関係を住民側で支えている横浜コンスタンツア友好委員会の皆様が主催で行われました。他には、横浜市栄区、在日ルーマニア商工会議所、ルーマニア大使館、小山台小学校のご協力もありました。

オイナって?

オイナ(OINA)は、第2次世界大戦前には学校の体育の授業でも行われていた競技で、ルーマニア王室が好んで取り組まれていたそうです。戦後に一時期は競技人口もあまりいなくなっていた時期もあったそうなのですが、近年になって有為な方々のご尽力もあって復興させて、世界に広げていこうと取り組まれているとのことでした。ルールは、日本の野球のようにバットやボールを使いながら、ドッジボールの中当て、鬼ごっこの要素もある競技でした。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに何らかの形で携わっていきたいとお考えでした。私自身としても、鬼ごっこ協会とオイナ連盟で協力して、両国の伝統スポーツがどのように近代のオリンピックに貢献していけるかを考えていきたいと思います。

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国際親善でスポーツ鬼ごっこ交流

このイベントは、オイナと日本の伝統に基づいてできた新スポーツ「スポーツ鬼ごっこ」の競技間交流も目的となっておりましたため、スポーツ鬼ごっこの体験をルーマニアの皆さんに行ってもらうことができました。公式ルールを英語でご説明して、すぐにご理解をいただけて、スムーズに試合を執り行うことができました。スポーツ鬼ごっこ日本代表選手も多く参加していたため、国別対抗の初めての国際親善試合を行うことができた歴史的な一日となりました。スポーツ鬼ごっこのシンプルな宝を取りに行くというポイントは、万国共通で誰もが分かりやすいルールであると感じました。そして、言葉はあまり伝わらなくても、鬼ごっこを通じて身体的な接触やスキンシップを通じて、心が通じ合う感覚を覚えることができました。

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ノンバーバルコミュニケーション(非言語コミュニケーション)

鬼ごっこはノンバーバルコミュニケーションを図っていくために、適しているコンテンツです。道具も使わずにスキンシップを図ることができて、言語も使わないで済むような容易なルールで作られていて、幼児から大人までが気軽に取り組むこともできます。世界的にも鬼ごっこのようなものは存在しているので、世界中の鬼ごっこを少しずつ発掘して、国際親善に役立てていくことは、とても意義のあることに思います。現代は、インターネットや科学技術が発達してきたことで、様々な媒体を通じて国を越えたコミュニケーションが活発に行えるようになってきています。そうした時代だからこそ、鬼ごっこのようなリアルなコミュニケーションが伴い、そして非言語で行うことができるコミュニケーションの重要性は、人間的な感情や情緒を養っていくうえでも重要なことになると感じています。

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