オルタナティブ・ブログ > オルタナティブ☆ハシモト >

橋本正徳の非営利な活動を報告します

ネットワーキングパーティー「JPNewTech」をやってみた

»

52_original_3

また、お久しぶりな感じで、オルタナティブブログを更新。今回は、先週、2011年の1月22日に行ったJPNewTechというイベントのレポートのまとめ的な感じ。まず、JPNewTechという名前は、サンフランシスコのSFNewTechや、シリコンバレーのSVNewTechなどを参考に、日本のNewTechイベントということで、JPNewTechとさせてもらった。

本場では、現地のスタートアップ系のアプリケーションや、サービスなどのデモを交えた、ネットワーキングの場になっているけど、こっちでは、圧倒的にスタートアップの量が足りないのと、あと、しょっぱなということで、ネットワーキングのみに絞っての開催とした。大変、いい感じに盛り上がり、各種レポートがあがってるので、レポートから引用して、まとめてみてみる。

22_original

まずは、一緒に企画などをしていただいた技術評論社さんの馮さんの記事から。

「人と人が集まると,カオス(混沌)とした状態が生まれます。そこから,たとえば会社だったりサービスだったり,ユーザやコミュニティ,ときには結婚や友達といったプライベートの関係まで,さまざまなつながりが生まれてきます。JPNewTechは,こうした人と人とのつながりから生み出される「何か」を創出し,発展させることを目的に企画しました」と,ネットワーキングイベントの本質である「人と人とのつながり」の潜在能力,そこから広がる可能性について述べられた。

未来のWebにつながるネットワーキングイベント―JPNewTechプレパーティ開催


まずは、目標を決めてビジョナリーに進めていくのが、テッパンパターン、黄金パターンだと思うけど、今回は、目標を決めずに、「何かおこるかも?という期待」を中心に開催した。目標は各個人の胸の中に・・・といった具合。カオスな状況が作れれば、それでOK。「守・離・破」のライフサイクルの「離」から始めたようなニュアンス。なので、あまり交じり合わない人同士をどのように同じ場所に集めるか?を工夫した。採用したやり方は、「運営に携わる人の知り合いを4人つれてくる」というリアルなショーシャルネットワーク的な方法で、また、「運営に携わる人」は、僕の思いの丈を書いたメールをデザイナ、プログラマ問わず送って、それに共感し、返信してくれた方だ。「僕の思いの丈」は、ここでは書かないことにする。照れるんで。・・・んで、ものの見方が違う人たちが交じり合うことで、固定概念的なものからの「離」出来るのではないか・・・?、つまり「カオス」といった具合。

いつも参加するイベントはプログラマが集う勉強会とかが多いのですが、今回はデザイナさんであったり、会社の社長さんであったりと、いろんな方たちが参加しているイベントでした。まさにコラボレーションしていく感じですかね。

JPNewTechに参加してきました』より


最後の「コラボレーションしていく感じ」は、僕のもう一個のブログのタイトルから引用だと思う(笑。いやぁ、「コラボレーション」は、うちの会社のビジョンというか、キャッチコピーというか、そういうものにしているくらい、僕にとっては、重要視しているもの。

57_original

私自身、今は個人でスタートアップしようというような事は考えていませんが、こういったイベントを通じて、何か自分の知識や技術が役に立つような場面が出てくればいいな、と漠然とですが思いました。またJAWS-UGとしては、AWSはある意味スタートアップ用のインフラなので、こういうチャンスに布教活動に勤しみたいと思った次第です。

JPNewTechプレパーティーに行ってきました』より


JAWS-UGってのは、ジャパン・アマゾン・ウェブ・サービス・ユーザー・グループのことだと思うんだけど、確かに、そう、クラウド環境は、スタートアップしやすい環境だと思う!間違いない!

受け身じゃダメだよ!っていうスタンスで行きましょう、とのことだったのですが、わりと皆さん開始前から名刺の交換をしたり積極的に話しかけたりしていて、「本気な人に来て欲しい」っていう運営者さんの想いがにじみ出ている、素敵なイベントでした。

新しいカタチのネットワークイベント≪JPNewTech #jpnt ≫に行ってきました!』より


そう、「本気な人に来て欲しい」って感じだった。でも、それも汗臭いので、最終的には「エンターテイメント仕上げ」にするというのが、個人的にはテーマだった。難しいね、まだ反省点がいっぱい。

60_original

自分たちだけでは成功の確率は低いけれど、ネットワーキングの中で出会った人たちから支援を得たり、相手を助けて自分も利益を得られたりすることで、成功の確率は大きくあがることでしょう。何よりも、挑戦しようとしている若者にとって、投資家や成功者と直接に話をすることができることは、「自分でも出来るんじゃないか」と脳のブレーキを外すきっかけになるのです。

スタートアップにおけるネットワーキングの大切さ 〜 JP New Techに参加しました #jpnt』より


一緒にSVNewTechに行った倉貫さんのエントリ。これは、是非、全文読んでもらいたい。誤解でもなんでもいいから、脳のブレーキを外すこと。僕も大事に思う。

今回のイベントでも、一度顔を合わせたあとはまたしばらく Twitter や Facebook、ブログで見かける、という程度のかかわりになるのかもしれませんが、会って少しでも意気投合をできればその後の関係性やチームワークはかなり変わってくるのではないかなと思います。

ネットワーキングイベント JP New Tech に行ってきました』より


今は、オンラインでのソーシャルネットワークの仕組みがすごい整ってて、一回会ってつながったら、脳が忘れててもつながり続ける関係ってのがあると思う。なおさんの言う通り、その後の関係性が違う!・・・ってのも、なおさんと初めてお会いしたのが、飲み会の席で、その後数年して、なんか思い出して、いろいろと連絡し合う感じになって、再会して、で、今は、福岡でWordCampというイベントを企画したりとかしてたりする。

色んな方と名刺交換が出来、前からお会いしたかった方とも会えたし、お酒も飲めたので楽しい時間を過ごすことができました。僕はデザイナーの知り合いが極端に少ないので今後もJPNewTechに参加させていただいて、デザイナーの知り合いを作りたいところです。

JPNewTechでKUROIGAMENのLTをしました。


LTで話された資料が公開されているんだけど、すごく好評。是非、観てほしい。エンジニアとデザイナーのコラボレーションの新しいカタチ。

・・・とまぁ、そんな内容のパーティーだった。サイトも、開設して、数名の協力者の元、フル英語になっている。

JP New Tech is Japanese technology event and networking mixer for people who loves technology and communication, started in Jan ’11.

Meet other programmers, designers, entrepreneurs, bloggers and tech enthusiasts who come together to network and watch demos of hot new technologies.

And we are trying to blog about events, products (include Open Source Software) and others in bad English.

About』より


いつまで続くかなんて、わからないけど、少なくとも、次回は開催予定。でも、招待制のままで開催するので、どうしても参加したい方は、Twitterで「#jpnt」というハッシュタグで「参加したい!」ってつぶやくと、運営者が発見して、もしかしたら、誘ってくれるかもしれない。とにかく、ちょっと面白い試みなので、もったいぶってみたい。

最後に、僕のエントリのリンクを・・・。

東京でネットワーキングイベント #jpnt

Comment(0)