オルタナティブ・ブログ > ひといくNow! -人材育成の今とこれから- >

HRD(人材の育成、教育研修)の現場から、気づいたこと、アイデアを発信します。初めて人材育成や教育担当になった方でも、わかりやすく、取り組みやすい情報提供を目指します。特に、20代~30代を元気にしたいご担当者様、是非このブログにご参加ください。

お財布の中身と感情の共通点

»

 自分のお財布に今、大体いくら入っているかを答えられる人は多いでしょう。しかし、自分の心の中に入っている感情がどんなものか、答えられる人は少ないのではないでしょうか?

 お金の場合は、1円、5円、10円、50円、100円、500円、千円、5千円、1万円と、形があることが、答えやすい要因の1つです。一方、感情の場合は、形がないので、自分の心の中に何が入っていているかが、よくわかりません。

お財布の中身と感情の共通点
 実は、感情はお財布と似ていて、入っているものが出て行きます。プラスの感情が入っていれば、プラスが出て行き、マイナスの感情が入っていれば、マイナスが出て行く。ある意味とてもシンプルです。そして、お金が何かしらの価値と交換されるように、感情も自分にとって影響をもたらします。しかし、感情には形がないので、どのような影響があるのかわかりづらいのです。

 わかりづらいものをあえて言葉にすると、主に2つの影響としてあげられます。
 1つは、自分の健康面を通じて。
 もう1つは、他者を通じて。

 ここでは、他者を通じて影響がある場合についてふれます。

 プラスの感情で接していれば、いい関係性の構築につながり、次への展開という形でつながっていく。マイナスの感情で接していれば、遅かれ早かれ関係性が崩れ、仕事が円滑に進まなくなったり、トラブルが発生したりなど、停滞を引き起こす。仮に、その時点で取り組んでいる業務は遂行できたとしても、別の形で影響が出ます。(実際は、もう少し複雑なプロセスを経ますが、わかりやすくするためにシンプルな形でお伝えしています)

必要なのは「自分の心」に目を向けること
 私たちは、人のことについては実によく見ている上に評価します。一方で、自分のことを観察したり評価することはほとんどありません。まして、「心」となると、そっちのけではないでしょうか。
 しかし、感情がもたらす影響が大きいのであれば、自分の感情こそ観察が必要です。そして、自分の感情に少しだけ目を向けていくと、良い効果が期待できます。

 「自分の感情を観察する」という視点、もってみませんか?

~夢を創り、夢を育む~出あいに、感謝

☆★☆Six Stars Consulting からのお知らせ☆★☆

社内講師として活躍されている方のために、参加者の「成長」と「成功」が加速する研修を、企画・運営する極意が身につくセミナーを開催します。
 ↓↓詳しくは、下記から
社内講師(インストラクター)レベルアップセミナー
~参加者が「やる気になる」、カリキュラム構築3つのポイント~

Comment(0)