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会社ホームページをCMS化する時に注意すべきこと!

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会社のホームページを運用・管理している担当者が一番困るのは、サイトのボリュームが大きくなりすぎて自分たちだけでは対応出来なくなる時である。

サイトイメージの統一性が損なわれたり、隠れたリンク切れが多く出始めるからだ。

こんな時に会社のホームページをCMS化できればと思い始める。問題が発生した時にCMS化を考えるのは、時既に遅しである。

でも、何とかしたいというのが人情!

まず、会社のホームページをCMS化にするタイミングがある。

1.リニューアルする時にサイトを紙芝居からTVに変える。CMSでサイトをつくり直す。
2.サイトのページ数が30ページ以内であれば、直ぐにCMSでサイトをつくり直す。
3.最初から会社のホームページをCMSで構築する。

多くの会社のホームページは、30ページ以内の場合が多い。この場合は、ページ数が増える前にCMS化した方が将来の情報発信の利便性と効率性、そして、コスト削減でメリットが出る。

ページ数が30ページ以上ある会社ホームページは、CMS化する時に次の作業をすべきだ。

1.必要最小限のページだけをリストしておく。

その上でCMSサイトに載せ替え作業する。CMSへのページ転記作業は人海戦術になるため時間とコストが発生する。そのため、ページ数が多いと時間とコストが増える。

2.多言語対応のCMSにするか、しないかを決めておく。

将来海外市場向けの情報発信を会社ホームページで行う可能性がある場合は、最初から多言語サイト対応ができるCMSでサイトを構築する。

3.スマートフォン、タブレット、PCなどに自動対応するホームページにしたいのか、PCだけにしたいのかを決める。

ウエブで情報を探す人の端末がPCからスマートフォンやタブレットに移っていく。どうせ、CMS化するならば、マルチ端末対応のCMSでサイト構築をしたほうが将来性がある。

4.有料ライセンス系か、無料ライセンス系(オープンソースCMS)か、どちらにするかを決めておく。

有料ライセンス系CMSのディメリットとオープンソース系CMSのディメリットを比較して会社としてどちらを取るか事前調査が必要だ。メリットを探すのは簡単だが、ディメリットを調べるのは大変。誰も、ディメリットを公表しない。

特に気をつけることは、バージョンアップの時にお金や時間がどれほどかかるかだ。オープンソースCMSも種類によってバージョンアップ=リニューアルになる場合がある。Word Pressで構築された法人企業のホームページは、システムのソースまでカスタマイズしている場合が多いので単純にバージョンアップするとカスタマイズした部分が書き換えられてしまう。

つまり、カスタマイズをまたやり直さねばならない。そのため、お金と時間が発生する。

Joomla CMSは、カスタマイズする時にシステムのソースをカスタマイズしなくてもカスタマイズが出来るため、システムのバージョンアップでお金と時間が発生しない。

ただし、

システムのアップグレードの時(ver.1.5から2.5)は、新しいシステムでリニューアルとなるためお金と時間が発生する。バージョンアップとアップグレードは、違うためである。

従って、

CMSでサイト構築をするとシステムのバージョンアップとアップグレードが発生するのでそのための予算をとっておく必要がある。


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