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今話題のブダペストのサブカル「廃墟バー」に行ってみた

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ウィーン中央駅からレールジェットで約2時間、ブダペスト東駅に到着です。ブダペストは今回のジャーニーのメインプレイスです。ここ数年パリに何回か遊びに行くうちに「東欧のパリ」、「ドナウの真珠」と評される美しい街並みのブダペストを一度は訪れたいと思っていました。その念願のブダペストです。

Budapest east station
東駅に到着

ブダペストは1989年から1990年にかけて政治体制が変わり共産圏から民主化されました。ただ東駅周辺は共産主義だったことを彷彿させる建物が残っていました。ブダペストの中心地はドナウ川を挟んで西側がブダ地区であり、東側がペスト地区です。那珂川を挟んで西側が福岡で東側が博多的な感じです。

Budapest
ブダ地区を望みます

Budapest
ペスト地区を望みます

日中はブダ地区、ペスト地区それぞれの世界遺産エリアをしっかり観光し、その街の美しさに感動しました。観光地としてのブダペストは多くのブログやメディアで語られているので、今回の僕のエントリーの目玉は「廃墟バー」です。

「廃墟バー」は主にブダペストのユダヤ人街にある廃墟を利用し、バーやカフェにリノベーションしているお店でブダペストのサブカルチャーとしてここ最近ヨーロッパを中心に知られているようです。日本では今年の5月に市川紗椰のアナザースカイで紹介されたことから、割りと知られるようになったと思います。今回は「シンプラケルト」(Szimpla Kert)という有名な廃墟バーに夜6時過ぎに入りました。ちなみに、北緯47度にあるブダペストの11月下旬は4時過ぎには陽は落ちて暗くなります。日中の太陽もだいぶ低空飛行しており常に西日が射している状況でした。

Budapest bar
廃墟な感じです

「廃墟バー」の中に入るとまさに古い倉庫を改装したような感じです。キャッシュ・オン・デリバリーでビールをオーダーし小一時間粘りました。7時近くになると地元の人々と思われる客が観光客がどんどんやってきます。(実際暗すぎてよくわかりません。おそらく中には観光客もいるようです。)

Budapest bar
プロジェクターで映像が投影されていました

この体験はハイパー・ローカルというよりも日本で言う「ロボットレストラン」的なサブカルチャー体験でした。ちなみにブダペストは温泉も有名です。しっかり2日連続で温泉でエンジョイしました。ヨーロッパの温泉は原則かなりぬるかったです。

次回はいよいよ最後の都市ヘルシンキです。

■ハイパー・ローカルジャーニーのアーカイブ

第7話:北欧の冬の夜にはクラフトビール
第6話:今話題のブダペストのサブカル「廃墟バー」に行ってみた
第5話:ウィーン名物は美しいクリスマスマーケットとカツレツ
第4話:500円も差がでるウィーンのランチ事情
第3話:ヨーロッパのモバイル事情と賢いSIMの買い方
第2話:極上のビールを求めてプラハの「黄金の虎」に挑む
第1話:チェコのビールは200円って本当?

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