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[書評]ソーシャルリクルーティングスタートに最適!「Facebookで就活に成功する本」

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Icon1 小俣 剛貴(@goooooki)

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 以前、僕の就活3.0と称したソーシャルリクルーティングを取材していただく機会があり、その本がやっと出版されたため読んでみると素晴らしい出来栄えだったのでこちらでぜひ共有させていただきたいと思います。

 
 月に1度ぐらいは就活生の前でソーシャルリクルーティングについて話す機会をいただくのですが、一番聞かれる声が「何をしたら?」という方法についてのことや「自分みたいな普通の学生を見てくれる人事なんて本当にいるのか?」という疑念の声です。特に後者に関しては現時点では業界や会社の規模、組織文化によって大きく異なるため、一概に言えない部分があり、企業の姿勢や現状をうまくまとめたレポートがあればと思っていたところでした。

 そんな中でこの高橋暁子さんの著書はそのための方法論や実際の人事の声などの現場の記述が含まれ、一般的に存在する疑問を解決し、即座のソーシャルリクルーティングを実践へと繋げられる構成になっています。Twitterアカウント運用のコツや企業側からの視点で見た場合のアクションのポイントなど、就職活動に向かう学生にはもちろんのこと、企業の採用活動や日本の就職活動市場をまとめたデータは企業の人事担当者や将来的なキャリアについて考える人々には一読の価値が大いにあると感じます。

 僕の場合はソーシャルリクルーティングは完全に手探りでしたが(これはこれで結果として幸せなことでした)、最近はソーシャルリクルーティングに特化したウェブサービスも増えてきている上に、企業側の動きも活発になってきていると感じています。ちょっと羨ましくなってきてしまいますね。
 
 ただ、ソーシャルリクルーティングは現在提供されているサービスやツールはあくまで補助的に活用し、学生の主体的で差別的で情報発信なくしては成り立たないと思っています。というのも、すでに提供されているツールの中では他の学生と同じ条件でしか自分を表現することができないからなんですね。例えば、履歴書を公開するといっても、フォーマットが全員一緒でいいんでしょうか?回答欄を自分でデザインできるのがソーシャルリクルーティングだと思いますし、その意味でただサービスを享受するだけでは終わって欲しくないですし、うまくいかない可能性が高いと思っています。(もちろん、LinkedInのような転職市場向けのサービスはかなり異なってきます。)

 その意味でFacebookページなどは比較的表現の自由度が高いのでまだまだ活用できると思いますし、もっと創造性のある情報発信を進めていくことがソーシャルリクルーティングを楽しくする大きなカギと言えるでしょう。そして、そのクリエイティブな情報発信を拡散していくために、ソーシャルメディアというインフラがあり、その基盤を構築することがソーシャルリクルーティングでは肝要です。その上でも今回ご紹介するこの本にはそのインフラ構築のためのノウハウがあり、何も持たない学生がソーシャルリクルーティングを始めるのには持って来いだと感じます。

 こちらの本はすでに書店に置かれているようなのでぜひチェックすることをお勧めします!

 せめて、巻末の方にある僕のドヤ顔だけでも、ね(笑)

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