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地方都市のおじさんが思う「家族と仕事とお勉強のワークライフバランス」

休学のご報告

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 昨年秋から社会人大学院生の視点から思うことを綴るとして、ブロガーの仲間に加えていただいたにも関わらず、皆様にお詫びすることとなりました。

 この4月1日より、休学することといたしました。

 これまで、所属研究室の指導教官を始め、同研究科の数多くの先生方からは、研究室の枠を超えて公私にわたり、ご指導、ご支援、ご助言をいただいてきました。ゼミに留まらず、多くの学部生/院生向けの講義、プロジェクト等、アシスタントとして、広く活動の機会を与えてくださった高木英明先生、岡田幸彦先生には、気持ちをどのように表してよいか分からないほど感謝の念で一杯です。
 また、これまで毎週変則的な勤務を許してくださった弊社代表・小俣光之社長、横山佳雄会長には、職務上十分な責任も果たすことができないことも多く、ご迷惑ばかりお掛けしたことと思うと申し訳ない限りです。間接部門としての立ち位置にどれだけ利益貢献できたか見えない面も多かったことと思いますが、これまで実務で得てきた経験と大学院にて得た知見を加えて、価値があると自信をもって意見してきたつもりです。
 義父母には生活面にて多くの心配を掛けてきたと思います。収入も不安定な中、最終的には義父母宅に身を寄せる形での生活と衣食住含めて、我が子共々お世話になっている状態に申し訳なく思います。加えて、成長する子供達の生活面から私たちの家族の大黒柱として、大きくは経済的な面から精神的な面まで支えてくれた妻なくしては、ここまでこのような生活はできなかったと思います。本当にありがとう。

 今回の休学の理由ですが、正直、家族の経済的な面も少なくありません。小学校、保育所に通う子供達の今後の成長を考えると、これまでの貯蓄も削りつつある状況に将来の不安もよぎる毎日です。また、やや実務面から距離を置く期間が増したことへの自分自身への今後の不安によるものです。責任をもってハンドリングできる職責も限られることから、自分自身の実務感覚が鈍りかけていることを感じるようになってきました。

 現時点で学術的貢献は全くと言っていいほど出来ていませんが、学位取得については許される範囲で中長期的に考えて行きたいと思っています。
 
 これまで、2年間の常勤社会人兼大学院生(修士)と3年間の非常勤社会人兼大学院生(修士&博士1年)を続けてきましたが、ブログの副題として掲げた「普通のサラリーマンが大学院生を続けるための99の極意」も、今回、小休止をいただくこととなり、度々、来頁いただいた多くの読者の方々の期待にも応えきれず、申し訳なく思っています。

 このブログについては、折角いただいた機会を無駄にすることも申し訳なく、応援してくださる何人かの方々も「今後も続けるべき」と助言くださっている中、お許しいただける範囲で続けたいと思いつつ、少なくとも、若干の環境の変化もありそうなので、近々に副題も変更したく思っています。

 重ね重ね、応援してくださった多くの方々にお詫び申し上げると共に、ご報告とさせていただきます。

平成23年4月
稲川 卓治
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