グローバルなマネジメントやITも「現われては消えさる飛沫の様」なのか?

初めまして!

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 初めまして、清水と申します。

 ハードウェアからソフトウェア、クラウド、エンタープライズからコンシューマと振れ幅が広いIT業界で、4半世紀以上の間一貫してマーケティングを行ってきました。しかも、キャリアの大半は海外と関わりがあり、日本と海外の違いなどを随所に感じてきました。50以上の国への出張も経験しています。様々なサクセスストーリがあったと自負している反面、常識外れとも思える困難にも直面してきたように感じます。そんな私ですが、最近は執筆や講演の依頼をいただくようになりました。自分の話も少しは役立つのではと調子に乗りつつ、ブログを書くという暴挙に至った次第です。

 このブログでは、つたない私の経験をもとにしてではありますが、グローバルなマネジメントやIT運用などについて書いていきたいと考えています。今でこそ事業のグローバル展開も当たり前ですが、同じような苦労や困難に遭遇したお客様を何度も見てきました。これも、海外に進出する業種・業界が変化したために経験則を持たなかったり、海外経験のない人が突然海外への転勤命令を受けるなどして、事前情報があまりない中で着手することが多いからではないでしょうか。

 海外が初めてであれば、日々洗礼を受けることになります。するとだんだん打たれ強くなり、グローバル人材に近くなってくるわけです。しかし、このようにグローバル競争が激しくなった現在は、自身で経験せずとも役立つ情報は吸収すべきですし、皆で共有すべきでしょう。そういった、共有できる情報を目指しています。少しでも皆さまのお役に立てればと願っています。

 さて、なぜ「グローバル方丈記」という名前をつけたかという理由ですが、実は『方丈記』は私の愛読書です。浮世の移り変わりや乱世を生き延びるための示唆に富み、文体が着流しのようにサラリとしていて、現代社会でも参考にできるように思います。この名前をひくのは恐れ多いのですが、高みにあるそのコンセプトを目指していきたいと考えています。

 海外経験が思わぬところで役立つこともあります。最近の20代の若手社員に違和感を覚えるマネジメント層も少なくありませんが、彼らの話をよくよく聞いてみると、自分たちが昔海外で経験したことと同じように感じるのです。海外赴任した当時、現地若手社員が能書きばかりで仕事もしないことに腹を立て、自分の仕事の仕方が正しいと思い込んで、葛藤を生じてばかりでした。しかし、時間がたってみると、自分の固定概念やステレオタイプの仕事の進め方が現地社員を混乱させていると気づくことがほとんどだったのです。

 最近の若手社員も、一見おとなしそうですが、良くも悪くもしっかりとした自身の考えをもっています。そして、納得できない仕事には着手したくないのです。これはまさに、海外の若手社員と同じです。もしかすると、日本もその内側からすでにグローバルになってきているのかもしれません。逆説的に考えると、私が海外で経験した奇異な事柄が、日本でも起きてくるかもしれないと感じているのです。

 東南アジアに住む先輩は数十年経ってもわからないことが多いと言われるほどの難しい中、今後の「グローバル方丈記」の行く末に不安は隠せませんが、皆さまに役立つ情報を発信していきたいと考えています。また、グローバルな面白お役立ち情報をお持ちの皆さまともぜひ情報交換をさせていただきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

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