村上福之の「ネットとケータイと俺様」:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 村上福之の「ネットとケータイと俺様」

ロスジェネ彼女無しダメ人間がネットとケータイについてブログを書いたりします。

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DeNAの南場さんが、夫の看病のために引退するようだ。思い出したことがある。「日本で事業に成功すると身内が病気になったり不幸になったりする法則」がたまにある。

たとえば、ドワンゴの創業者:川上会長が書いたといわれるエントリーがそれをすべてあらわしている。まだ若いのに事業に成功したら弟と父親がなくなったそうだ。

http://anond.hatelabo.jp/20090719134619
(匿名日記で書いてますが、ネット系でJCBホールを使って発表会をするところなんて某動画サイトしかないような。)

上場したら、母親がお亡くなりになったという人も聞いたし、M&Aに成功したら子供に障害が残るほどの事故にあった人もいる。

ぼくは、まったく成功してないのに、3年前に少し大きな受注を受けて、アメリカのソーシャルゲームの話が来た瞬間に、ピンピンしていた母親が病院でいろんなものに感染して集中治療室(ICU)につぎ込まれた。ぼくは仕事をストップして、病院の待合室に寝泊りする生活を始めた。

毎日毎日、ICUから他の患者様の遺体が運び出され、他の患者様の付き添いの方々が泣き崩れるのを何人も見た。いつ死んでもおかしくないムチャクチャな数値をはじき出している母親のバイタルサインを見ながら感じたのは、カネで身内の健康も命も買えないと思った。病院で電話でアメリカ行きの話を断った。もうムチャな受注はやめようと思った。その次の日に母親の意識が戻った。

2年後に母親は退院したが、昔のサクサクマシンのような母親ではなく、背中の曲がったゆっくり歩く母親だった。そして、日本にはソーシャルバブルが来ていた。

また、ウチの父親の実家も事業を営んで昔はそこそこ成功していたらしい。しかし、一方で、父の兄弟がそれぞれ、行方不明になったり、ヨメが自殺したり、離婚したりで、ジェットコースタードラマのようなストーリーがあったことを最近知った。

「日本で事業に成功すると身内が病気になったり不幸になったりする法則」は、ぼくはまじめに信じている。ただ、問題なのは、成功で得る報酬と、被る不幸レベルはまったく関係がないことだ。すごい成功しているのにほとんど不幸なことが無い人もいる。

そういえば、孫さんは死にかけの父親を置いて、アメリカに行ったという話を聞いた。それぐらい根性がないと人は成功しないのかもしれない。

母が入院しているときに、友達がこの本を紹介してくれた。その本に成功すると身内が病気になったり、長年の親友との仲が悪くなったり、女性問題がどうのこうの、ということが書いてあった。

これらのことは、カネでどうなる問題ではない。もし、「神」という偉大なプログラマがいたら、この法則は「世の中、カネでどうにもならないことがたくさんある」とユーザーに通知する強烈なエラーメッセージであり、イベントフラグなんだと思う。

アルファブロガー・アワード2010受賞

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むらかみ ふくゆき

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プロフィール

村上 福之

村上 福之

株式会社クレイジーワークス、代表取締役 総裁。
ケータイを中心としたソリューションとシステム開発会社を運営。得意なことは空気を読まない発言。苦手なものは人付き合い。
休日は会う人がいないので、一日ネットをして過ごし、ブログなどで「死にたい」などを連発する優雅でセレブな休日をすごす。

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