『まさにベンチャーはアドベンチャー』取引先のベンチャー経営者がいつも私に言っていました。傍から見れば楽しそうでほほえましくも、当事者はみな真剣。そんなベンチャーで発生するさまざまな出来事、珍事、事故…などを真面目につづっていきたいと思います。

ベンチャー企業に向いている人はどんな人?

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 すっかり秋らしくなり、明日から衣替えの藤岡です。
 いきなりですが、私には今でもおぼえている、大学の卒業式で言われた印象的な言葉があります。

「何でもいいから、10年同じことをやり続けなさい。10年間1つのことを続ければプロになれる」

 2004年からベンチャー支援の仕事を始めて今年で9年目。これまでにも紆余曲折ありましたが、10年まであと少しになりました。未熟な私ではありますが、ベンチャー経営者から「君はベンチャー屋だ」と言われるようになりはじめました。これまでは教えてもらうこと(インプット)ばかりでしたので、少しアウトプットをしなくてはという自身の問題意識もあり、ベンチャー企業に関わる知見や事象などを、ブログを書くことで少しでも社会に伝えていきたいと思います。

 それでは、最初のテーマ:『ベンチャー企業に向いている人』 です。
 
 ベンチャー企業にもよりますが、では、どのような人がベンチャーに向いていて、どんな人が向いていないのでしょうか? 私の経験から少しお話します。

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【ベンチャーに向いている人の特徴】

・行動力がある
- 「なんでもやる」という気概があり、まずはやってみるという行動力がある。

・創意工夫する
- 目標達成のためにどうしたらうまくいくのかを考える。

・原因自分論
- 何があっても他人、会社のせいにしない。当事者意識をもってことを進める。

・ベンチャーにチャレンジして失敗したことがあり、なおベンチャーでチャレンジしたい想いがある人
- 多くの人が1社目のベンチャーでは痛い想いをします。そこで失敗した方は経営者意識やコスト感覚を強烈に意識することになります。いわゆる経営者が欲しがる『経営者感覚を持った人』です。その感覚を持った人が再度チャレンジする気持ちを持てば、次に成功することが多いように思います。


反対に
【ベンチャーに向いていない人の特徴】

・原因他人論
- 人のせいにする癖がある。今の会社でうまくいかないことを社長、同僚、会社のせいにする人。

・ネガティブ思考
- 物事の悪い面を見る癖がある方。ベンチャーは欠点だらけ、不足点だらけです。1%の成功確率にかけてチャレンジするのがベンチャーですが、99%の失敗確率ばかりをみてしまう人には向いていない環境です。

・給料にこだわりすぎる方
- 会社を大きく成長させて利益を出すことで自分の給与を上げるというのが、ベンチャーでのあるべき思考だと思います。最初から高い給与を要求する方がいますが、最初は社内秩序を守った水準で入社し、結果を出すことで給与をあげていくべきだと思います。そして給与にこだわりが強い方は、やはり給与が理由で辞めてしまうことが多いです。「こんなに働いているのに給与があがらない」という方がいますが、単純にその方のパフォーマンスが悪く評価が低いことに気づいていないだけです。原因自分論の思考を持っていればすぐに気づくのですが。。。
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 先日、某有名大学のMBAでの講演で上記のようなお話をした際に、ある教授から言われました。

「藤岡くん、これはうちの教授陣にも当てはまるよ。大学改革をするためには、まず学内の人間の意識を変えていかないと」

 その教授は大学の現状を変えていきたいという、強い当事者意識を持っている方でした。よく考えれば、ベンチャーに限らずどこの組織であっても、自ら変革し、差別化を図り、強く生き残っていくためにはこのような考えを持った人が必要なのだと思います。

 日本中にベンチャー思考人材が増えたら、面白い社会になるでしょうね。それでは!

 

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