国際経済・情報社会を専門に、欧米アジアアフリカ地域の経済・ICT市場を分析しています。各国の経済・ICT市場動向から見えてくる社会イノベーションの動き、気づき、考えたことをお伝えします。

世界を定点観測する仕事

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皆さま、はじめまして。

 現在、国内シンクタンクで海外のマクロ経済・ICT市場動向調査分析に従事しています。主に米国市場は新サービスや主要企業の動向の把握、アジア地域では中国やインド、東南アジア諸国の成長を追いかけ、最近ではアフリカ市場に関心を寄せています。

 個人的経験では、居酒屋などで初対面の方にお会いするとき、自己紹介で仕事内容を「調査」と言えば、探偵ですか? と言われ、「シンクタンク」と説明するとなかなか理解してもらえず、「○○総研」と言えば不思議なことに分かってもらえることが多い。実際、日々の業務ではインターネットや新聞雑誌、文献資料を読み、ICT市場のトレンドを把握し、自分なりの洞察を盛り込むというプロセスが中心であるが、今日の世界のダイナミックな動きを見ている限り、ICTに限らない幅広く情報収集することが求められている。世界各国を見渡す限り、ICTを利用することで自国を幸せに、そして各国が抱える社会的課題を解決していくかを重要視しているかを日々感じる。日本は高齢化社会に向かっていると言われるが、アジアでも「老いてゆくアジア」とも言われるべく、各国で高齢化が進んでいる。

 調査分析の特徴は、その幅広い視野が求められるように思える。仕事以外の時間でもアンテナを高く維持し、オン・オフ問わず情報収集し、今世界で何が起きているかを政治、経済、社会、地政学的な視点で把握することが求められる。ゆえに、世界各国で起きている全てを五感で感じることはできないが、インターネットや新聞雑誌、日本国内で開催される各国イベント等には参加するようにしている。例えば、日本のコンテンツ輸出を考える視点から、NHKの「東京カワイイ☆TV」は必ず観るようにしている。また、日本経済新聞朝刊の文化欄をチェックし、日比谷公園や代々木公園などで開催される新興国を中心とした各国フェスティバルにも参加するようにしている。一方で、東京に住んでいながらにして食文化にも通じることができる。東京には世界各国の料理を堪能することができ、例えば欧州に目を向けると、その歴史と文化を学ぶことは重要であり、今年はFranz Lisztの生誕200年であり、Franz Lisztも常連だったというハンガリーの至宝カフェ「ジェルボー」が青山に出店しているとのこと、機会があれば行ってみようと思う。

 本ブログでは、米国から歴史と文化の欧州、今では世界のエンジンとも言える躍動するアジア地域を定点観測することで見えてくる社会イノベーションの動き、気付き、考えたことを綴っていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

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