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飲食とIT企業、異色の組合せ―kintoneは飲食業界でどのように活用されるのか―(前編)

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 こんにちは、フリーアルバイター兼フリーライターの初月ヘチマです。
8月に引き続き、またも中村龍太さんにくっついて、サイボウズkintoneの取材をさせていただきました。


 今回訪問したのは府中市に本社を構える株式会社セカンドファクトリーさんです。

【株式会社セカンドファクトリーとは】

 セカンドファクトリーさんはウェブアプリケーションの開発等を行う株式会社です。こちらの会社のすごいところは、自社で開発したソフトが現場でどのように活用されるかを実証するためになんと、「極鶏(ゴクチー).Bar」という飲食店の経営まで行っているというところです。
 どういうことかというと、たとえばセカンドファクトリーさんで開発された「QOOpa」というスマートフォン等で活用できるオーダーシステムがあります。こちらを「極鶏.Bar」で使用することにより開発時点では分からなかった利点や欠点が見えてくるので、改良へ繋げることができるというわけです。たしかに理にかなっていますが、なかなかここまでする会社はありませんし、ITと飲食という畑違いの業種を結び付けて同時に経営しているというのは非常に面白いですよね。

今回の取材に応じていただいたのは以下の4名です。

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右から、業務を知っているセカンドファクトリーのコーポレートマネジメントグループ・コーポレートストラテジーグループの中野寿仁さん、同グループ、マネージャーの菅晃平さん、サイボウズの中村龍太さんと技術を担当されているプロダクト&サービスグループ・テクニカルスペシャリストの蔵元達志さんです。
 今回のセカンドファクトリーさんのチャレンジは、業務を知っていながらITに縁のなかった事務・営業畑の菅さんと中野さんがkintoneを使ってシステムの設計をされていることです。どのようにkintoneが活用されるのか楽しみですね。

【なぜkintoneの使用を考えたのか?】


 kintoneの使用を考えた最初のきっかけをお伺いしたところ、「とっつきやすかったから」という返答をいただきました。他のクラウドサービスと比べてシンプルで分かりやすかったのだとか。なるほど。第一印象って大事ですよね。
 kintoneは開発をできるだけしない「Fast&Easy」をコンセプトにおいたクラウドサービスなので、同じくなるべく開発はしないというコンセプトをもつ「SkyDream」という商品を開発しているセカンドファクトリーさんと龍太さんは意気投合したのだそうです。
 kintoneが飲食業界で活用されたという事例はまだありません。セカンドファクトリーさんが「極鶏.Bar」でどのようにkintoneを活用しているのか、また今後活用していくのかとても気になります。
 実際どのようにkintoneを活用していくのかをお伺いしたところ、以下の五点を挙げられました。

1、シフト・勤怠管理システム
2、予約システム
3、会員管理システム
4、発注システム
5、お弁当注文システム

 今回の取材は内容が盛りだくさんだったので、前編の今回は、1、シフト・勤怠管理システムと2、予約システムがどのようなものなのかをご紹介いたします。

1、シフト・勤怠管理システム


 シフトの提出に関して試験的にkintoneを使用してみたとのことで、就業しているスタッフの方々に入力していただいた画面をみせていただきました。

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 こちらの画面に繋がるURLを記載して従業員にメールを送信したそうです。
 今まではシフトの提出は紙面で行われ、管理はエクセルで行っていたとのことなので、それと比べると随分楽になったように思えますが、使用した従業員の方の感想から見えてきた課題があるようです。

<課題>

 ・入力が手間
    ⇒勤務パターンが決まっている人......たとえば「月曜から金曜日まで夕方からクローズまで働きたい」という人が一日ずつ入力しなければならないため面倒だという意見が出てきたとのこと。毎日勤務時間が違う人にとっては良いのでしょうが、たしかに固定シフトの人は大変そう。色々なパターンで提出できるように改良する必要があるようですね。

 今後の理想としては

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こういったアプリのように、カレンダー形式で簡単に勤怠を入力できるようにしたいとのことです。Kintoneで作るとどのような形になるのか楽しみですね。
 

 ・編集制限をどのように設けるか
    ⇒確定したシフトをkintoneを通して皆で共有できることが理想です。しかしそれには従業員一人ひとりにIDを発行する必要があります。そうしないと従業員が勝手に勤務日を変更することが可能となり、管理が出来なくなりますからね。将来的には出退勤の入力も従業員カード等を通してkintoneで行いたいということですが、IDを複数発行するにはお金も時間もかかりますし、まだ話し合いが必要とのことです。

  2、予約システム


   こちらもすでにkintoneを使っての運用が始まっていました。

グラフィックス4.jpg

導入前までは電話で受けた予約を紙面に記録していたということですがkintoneの導入で予約の変更や取り消しも簡単になり、オーナーや本部の方は直接店舗に赴かなくてもお店の予約状況が把握できるようになったのだとか。すでに現状に十分満足しているというコメントをいただきましたが、今後コースや席の種類を色分けして分かりやすく表示できるようにするとのこと。

さらに改良の余地があることからもkintoneのカスタマイズの自由度がうかがえたところで、今回はここまで。

後編ではいよいよ飲食業界ならではのkintoneの活用方法をお伝えしたいと思います。お楽しみに。

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