今までの経験から、マーケティング戦略を考えるにあたって「時間」という概念は切っても切れないものであると思います。そこで、先人の残した言葉「時は金なり(Time is money)という言葉を再度心に留め、時間とマーケティングの関係について考察します。

書評『江戸商人・勘助と学ぶ 一番やさしい儲けと会計の基本』

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久しぶりの投稿になりましたが「書評」を一件書いてみました。

同じ誠ブロガーで、同じ士業である公認会計士の眞山徳人さんの処女作「江戸商人・勘助と学ぶ 一番やさしい儲け会計の基本」です。

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私も税理士として経営者の方に会わせていただくことが多いのですが、経営者が抱えるほとんどの悩みは「①売上・利益アップ、②人材育成、③資金繰り」の3つに集約されると考えています。普通の会計の本は、会計の仕組みを理解して会社の経営分析をしたり③の資金繰りに活かすといった趣旨で書かれることが多いと思うのですが、この本はひと味もふた味も違いました。

タイトルの通り、「儲けと会計」についてやさしく、わかりやすく書かれているのはもちろんのこと、眞山さんの経営全般に関する考え方が随所に散りばめられていて、①売上・利益アップや②人材育成の考え方についても学べます。

「儲けと会計」については、言わずもがなのわかりやすさでしたので、ここでは敢えて「儲けと会計」以外の経営に必要な要素について、江戸商人 勘助が経営者になる過程で学んでいったことの一部を紹介したいと思います。

・先輩営業マンから学んだ「外回り」の目的と本質
・従業員に愛情を注ぐことの大切さ
・部下に仕事を任せたからには、少々のことは目をつぶる度量の大きさ
・失敗をしたときこそ、ピンチを脱出するためのアイデアを出すチャンスであること
・ピンチを乗り切るためには同僚の存在がとても励みになること
・取引先の素性を調べることの大切さ(残念だがいい人ばかりではない)
・自分を成長させてくれる周りの人への感謝
・成長に終わりはなく、常に精進が必要であること

上記は、当たり前のことかもしれません。しかし、当たり前のことを当たり前にすることが難しいことなのだと、改めて知るとともにそれを実践するのが成功への道なのだと思いました。「儲けと会計」について学びながら、経営、そして人生模様まで・・・。楽しく学べる良本だと思います。

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