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Jollaが正式なスペックを公開、Nokiaが貢献しWindows Phoneのシェアが欧州で9%に

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フィンランドJollaが初のSailfish OSベースのスマートフォンのスペックを公開している。

デュアルコア1.4GHzのSnapdragonチップを搭載、画面は4.5インチのqHD画面(解像度960 x 540)でGorilla Glass 2を採用、RGBインジケータも。NFC対応、Bluetooth 3.0など。Jollaの特徴“The Other Half”は、I2C接続によりゲーム機やキーボードなど機器を接続できるというもので、Jollaでは例としてスマートカバーを挙げている。アプリ側では先に、Androidアプリのサポートを発表している。

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Jolla


税抜き価格は399ユーロ。現在、第一弾目の先行予約は終わっており、フィンランド限定で事前予約できる。

さて、Jollaチームの出身であるNokiaはというと、Kantar Worldpanelの6月ー8月期の調査で欧州主要市場(英、仏、独、イタリア、スペイン)でWindows Phoneのシェアが9.2%と過去最高をマークした。

Windows Phoneのシェアは英国では12%に、フランスでは10.8%と初めて2ケタに、ドイツではiOSとの差が1ポイントと肉薄したとのこと。それでもAndroidの欧州5カ国のシェアは70%と圧倒的だ。

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