オルタナティブ・ブログ > 欧州の視点 >

あまり紹介されることのない欧州系ITニュースが読めるブログ

UbuntuのCAGにChina Unicomが参加ーー設立メンバー募集はそろそろ打ち切り

»

「Ubuntu」のCanonicalが、先月発表したUbuntu Carrier Advisory Group(CAG)の新メンバーとしてChina Unicomの参加を発表した(CAG立ち上げに関するニュース記事)。CAGはスマホやタブレット向けのUbuntuの開発や実装について、影響力を持ち方向性を決定していくキャリアグループ。もちろん、ローンチパートナーとなる可能性もある。

CAG発表時に明らかになった欧州キャリア5社(Deutsche Telekom、EE、Telcom Italia、Portugal Telecom、「スペインの国際キャリア」)、韓国キャリア3社(Korea Telecom、LG UPlus、SK Telecom)のほか、Smartfren(インドネシア)も加わっている。創業者Mark Shuttleworth氏のブログによると、米国とオーストラリアからも参加したとのことだが、現時点では、Ubuntuのページにまだキャリア名が書かれていない。なおShuttleworth氏はこのブログで、欧州、アジア、北米、南米と揃いつつあるとし、「日本とアフリカからの見通しが加われば、CAGの募集を打ち切りたい」と記している。

China Unicomは中国第2位のキャリア。加入者数は約3億人。

Comment(0)