デジタルコンテンツ流通の潮流を見据えて

企業向けクラウドサービスとセキュリティについて最近の動向

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クラウドストレージサービスのセキュリティとトレーサビリティについて最近面白いニュースがあった。 ご存知のとおり、DropboxBoxは企業向けサービスを強化しようとしているもの のDRMがない、シェアされたファイルが追跡できないな ど、チャレ ンジも続いている。その中で先週、金融や製薬といった特定業種向けのセキュアなデータ共有 サービスを提供しているIntralinksという会社が 発信源と なって次のような ニュースが出てきた。

Dropbox users leak tax returns, mortgage applications and more 
(ドロップボックスから納税申告書、ローンの申請書などが流出)

Dropbox disables old shared document links to prevent unintended access
(ドロップボックスがデータの流出を止めるためにドキュメントの外部リンクを遮断する)

日本での注目度は分からないが米国では、知られていたこととはいえ大きく取 り上げられていた。 ところが、なぜ今頃Intralinksがこのようなリークをするのか疑問だった。その答えが、下記にあった。

Intralinks Acquires Document Security Service docTrackr

(インターリンクスがドキュメントセキュリティサービスのドックトラッカーを買収)

doctrackrは、アイドックの競合でもあるのでよく知っている会社だが、Intralinksは同社の技術を使ってBoxや Dropboxよりセキュリティを強化したサービスで両社に挑もうとしているようだ。Intralinksの動きは今後のクラウドサービスの将来を占う示唆に富んでいる。Intralinksは規模はDropboxなどより小さいながらセキュリティとトレーサビリティに ウェートを置いたサービスで企業ユーザーを取 り込んで いくコンセプトは企業向けクラウドサービスの進め方の大きなベースとなるものだと思う。

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