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OLD NAVY 今週末にて日本撤退

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OLD NAVYが日本から撤退する日が近づいてきました。1月22日、すなわちこの週末で国内の全店舗が閉店となります。日本市場からの撤退は、昨年5月に発表されていて、そこから7ヶ月での全店舗閉店です。徐々に閉店していくのかなと思っていましたが、多くの店舗はこの1月の閉鎖のようです。
日本に進出したのは2012年ということですので、5年足らずでの撤退ということになります。

OLD NAVYは出店地域に偏りがあるようなので、身近ではないという方もいるかもしれません。アメリカに本拠を置くファストファッション大手のGAPの一業態で、GAPブランドよりも安価な価格帯の商品を扱っています。ユニクロでいうところのGUにあたるといえばいいのではないでしょうか。ちなみに、GAPブランドよりも高価格帯を形成するのが、BANANA REPUBLICです。こちらは日本に残るとのこと。

OLD NAVY撤退の理由としては、低価格で利益がでなかった、日本国内でのトレンド変化への短時間での対応ができなかった、ブランドの個性が弱かった、などが挙げられているようですが、私はファッション業界に精通しているわけでもなく、むしろファッションにはあまり頓着しない方なので、そのことを考察するつもりはありません。

ただ、ブランドのテイストとしては、GAPブランドよりもOLD NAVYの方が好きだったため、ちょっと寂しい思いです。閉店が決まってからは、季節ごとに商品をちょっと多めに買い込んでしまい、いまはちょっと保管場所に苦慮しています。

12月にも行ったのですが、もう一回は行っておきたいなと思い、閉店1週間前にあたる先週行ってきました。すると、驚いたことに、店舗はスッカラカン状態です。誇張ではなく、本当に「ほとんど何もない」状態でした。 陳列棚が撤去され、商品はわずかばかり。空いたスペースでは、子どもたち向けにお絵描きや輪投げなどができるようになっていて、若い店員さんが子どもたちを喜ばせようと頑張っていました。
国内から完全撤退だから在庫は残せないためでしょうが、さすが外資系は大胆だなと嘆息してしまいました。

日本を引き上げて、今後成長が期待されるアジアに重点を置くという解説記事も目にしました。限られたリソースをどこに振り向けるか、言い古された言葉ですが、選択と集中を、決めたら躊躇なく一気に実行することができることが、過酷な競争環境の中でグローバルで展開している企業には必要不可欠なのでしょう。好きなブランドだったので、残念ではありますが。

あとひとつ、OLD NAVY撤退で残念なこと。それは、IBMのPOSレジを見られる場がまた一つ減ることです。IBMのPOS事業は2012年に東芝テックに売却しており徐々に店頭から消えていっています。武骨なスタイルのIBM POSが見られなくなるのは、自社製品だったというのもありますが、寂しいものです。

色々なことを考えたOLD NAVY撤退ですが、最後に一言。ありがとう。

IBM 中山貴之のWeb Page (平日は毎日更新中)

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