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Kindleを買って気づいた「本を選ぶ時間」の重要性

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Kindleを三ヶ月ほど使って感じるのは、とにかく「読書量が増えたなあ」という事です。

近年は年に数冊くらいしか本を読まなくなっていた僕ですが、Kindle(Paperwrite)を買ってから、往復の通勤中に週一冊のペースで本が消費されていくようになりました。

この変化の理由はKindleの持ち運びが便利だから、という事もありますが、一番大きいのは「読みたい本を探す時間が増えた」からだと思います。読みたい本を探す時間が増えた結果、読みたい本のストックが積み上がり、途切れない状態が続いているのです。

Kindle
Kindle / Petra B. Fritz

以前は「忙しいので本を読む時間が無い」などと思っていましたが、こうなって振り返ってみると、読みたい本があって、それがいつでも読める状態ならば、本を読む時間は作れる事がわかります。読書量が減っていたのは、僕の場合は読書以前の段階で、「本を選ぶ時間が取れない=読みたい本が手元にない」という事が原因だったのです。

これに関しては前にも「人はなぜ本屋さんに行くのだろう」というエントリーを書いたのですが、本を吟味する事に使える時間というのが、最近とても少なくなってきていたんですよね・・・

「選ぶ時間」が増える

僕は本を選ぶのに凄く時間がかかるタイプなので、昔はよく1時間くらい色々な本を流し読みして、ようやく一冊を選ぶ、というような事をしていました。しかし、家庭持ちで仕事もたくさん抱えている状態では、本を「選ぶ」という楽しみに、時間を使うことは難しくなってきます。

Kindleを使うと、その「本を選ぶ時間」を隙間時間で処理出来るようになるのです。

気になった無料サンプルをどんどんダウンロードしておいて、電車の中でも、喫茶店でも試し読み。気に入ったらその場でポチリと購入ボタンを押せば、試し読みはそのまま「自分の本」の読書に変わる。これまでなかなか得られなかった「本を選ぶ時間」と「買う機会」が常に手元にあって、かつ自由にコントロールできるわけですから、そりゃあ、読書量も増えるってもんでしょう。

そんな訳で、読書から遠ざかっている方は、一度無償のスマホKindleアプリなんかを入れて、気になったサンプルを色々ダウンロードしてみると、忘れていた読書の楽しみを取り戻せるかも知れません。(僕も最初はiPhoneのアプリで読んで、その後読書量が増えてからKindle Paperwhiteを買いました。)

 

ただ、肝心な「サンプルを読みたくなるような本」をKindleストアで探すのは、ちょっと大変ですが。検索も使いづらいし「お勧め」機能もちゃんと学習してくれるまではあまり訳には立たないし、せっかく欲しいと思った本が紙の本しか無い、という事もまだまだ多い。ただ漠然と「何かを読みたい」という状態ではKindleストアは使いづらいのは確かで、その辺りはやはり、既存の本屋さんの圧勝なんですけどね。

ただ、その辺りの本の探し方はやり方次第というところもあるので、Kindle本を探す楽しみというのも、また別の機会に書いてみたいと思います。

 

*このエントリーの内容はKindle以外の電子書籍リーダでも同じだろうと思いますが、自分が持っているのがKindleで、他の電子書籍リーダを使った事もないので、Kindleに限定して書いています。

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