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オトダスト2で、「DS-10アーティストの出口」を考える

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 オトダスト2に参加してきました。いろいろと得られるものが多くて、自分の中ではまだ消化しきれていないので、ほかの方々のレポートを読みつつ、少しずつまとめていこうと思います。

「オトダスト2」行って来た(mashpodの勝手にワーカー)

 この日のメインはTENORI-ONで、さすがにすごいものだったのですが、まずはDS-10に関する話題から取り上げますね。

 まだ会場が温まり切れない初っぱなから登場したL-eyeさん(レフト・アイと読む)が、前回のDS-10 EXPOと同様に、プレイ中に音をどんどん作っていくという驚異的なDS-10演奏を見せてくれました。しかも、今回はほぼゼロから作り上げるというすごさ。手順をそのまま見せていくというところは多くの人の参考になったのではないでしょうか。

 ご本人の説明によれば、控室で直前にドラムの音だけを作っておき、それ以外は本当にその場で、だったそうです。臨場感&緊張感たっぷりでした。直前にスタイラスをなくしてしまうというアクシデントがあり、わたしのDS-10(というより、ニンテンドーDS)のスタイラスをお貸しして、それでプレイしてもらうということに(笑)

 L-eyeさんは、DS-10にかなり早い段階で触っていたということで、使いこなしは抜群。そのL-eyeさんが「DS-10で4つ打ち」の秘伝を教えてくれる解説書があるので、それをご紹介します。

 「とりあえずL-eyeの作曲法」と題された8ページの文書。DS-10のデフォルト状態から、キックを作り、ハイハットを作りといったドラムパートの音色を設定し、その後でSYNTH1、2を構築していくという、「プロのやり方」を図解で学ぶことができます。

 実はこの解説書、「DS-10 COLLECTION」というコンピレーションCDのおまけなのです。

 参加アーティストは、
・baker (REFLECTION):ボカロでもおなじみ
・haLRu (MONOMIND):東方アレンジでおなじみ
ヨナオケイシSPIN->OUT):DS-10を唄わせると定評。オトダスト2では、攻殻機動隊S.A.C.のオープニングテーマを「DS-10ボーカル」で再現し、観客の度肝を抜いた
・L-eye (AVSS)
・SineWave

という、DS-10使いなら思わずうなる豪華メンバー。イベントでの配布、同人関連での販売が行われているので、DS-10のサウンドメイキングでヒントがほしい人は購入してはいかがでしょうか。

 発売元であるAVSSの製品紹介ページはこちら。サンプルも聴けます。

 DS-10に関しては、無料のコンピレーション「diplodocus ds10 compo on mp3death」というものも出ていますが、作り込みに関しては「DS-10 COLLECTION」の進化度合いがすさまじい。DS-10サウンドの最前線を知るには必須の1枚と言えるでしょう。

 さて、そんなDS-10音楽界ですが、そろそろVOCALOIDに近い「出口」が必要になってきた気がします。初音ミクに代表されるVOCALOIDに関しては、商業アルバムがオリコンチャートインした後に、クリプトン自身がiTunes StoreでVOCALOIDアーティストの作品を販売するという、レーベルの役割を果たそうとしています。

 DS-10はVOCALOIDよりも小さい市場のように見えますが、実は販売台数としては匹敵するレベルとの噂もあり、ユーザーコミュニティーも活発です。こうしたアーティストたちの「出口」が、まとまった形で存在するといいなあ、と思ったのです。プロな方々も多いので、必要ないかもしれませんが……。iTunesでDS-10レーベルとか、作ってくれないですかね。

 なお、ヨナオケイシさんが所属するSpin→Outでは「Toystrumental」という、DS-10メインのCDをリリースするそうです。これも期待。DS-10中心クラブイベント「ガジェットラボ2」(12/27)で先行販売されるそうなので、こちらもどうぞ。

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