ビジネスや世の中の流れの分析。ときどき手帳の話など。

ユーザーが参加してはじめて完成する宣伝

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YouTube: Happy from Harajuku Tokyo - Pharrell Williams #harajukuhappytimes

企業が一方的に宣伝する時代は終わりつつある?

どんなに企業が「うちの料理は美味しいですよ!」「うちの商品は安全ですよ!」「うちの服は着心地抜群ですよ!」と宣伝したところで誰も信じません。評価サイトをみたり、友達の口コミを聞いたり、ソーシャルメディアで情報交換したりして、ユーザー同士でそのサービスや商品を評価します。

ユーザー側での評価がまだ難しいもの、例えばビオとか、エシカルとか、トレーサビリティとかは、企業側の情報を信じるものは残っていると思います。それ以外に関しては、消費者が成熟化して自分たちで判断できるようになり、ネット上の情報量は増え、ネット上で匿名で自由な意見効果ができるになり、SNSで信頼できる人の評価を確認できるようになったおかげで、既存の評価基準で判断できる商品に関しては一切信じないといえるくらい信じないのではないでしょうか。
 
そういう背景があるからか、企業側だけで完結せず、ユーザーが参加することで初めて完成する宣伝が増えています。
 
■みんなが参加していくミュージックビデオ
ファレル・ウィリアムズのHAPPYという新曲のミュージックビデオ。4分間の曲を、24時間ひたすら連続再生している、「世界ではじめての24時間ミュージックビデオ」とうたっています。Youtube再生回数は、2億回を突破。こちらは色んなバージョンのムービーを作成していて、沢山の人が参加しています。
 
AKBの恋するフォーチュンクッキーも、みんなが続々と自分たちのムービーを作っていましたね。
 
■みんなに感想をつぶやいてもらうキャンペーン
表参道にある期間限定のカフェでは、「#ヨーロピアン驚きの体験」とFacebookかTwitterで投稿すると、コーヒーがタダ。コーヒーの美味しさを広げるための期間限定キャンペーンなのだそう。みんながつぶやく感想を宣伝にしています。こちらにまとめがあります。
 
■ブランド愛用者が自ら宣伝してもらうキャンペーン。
ノルウェーで行われたプリウスのキャンペーン。プリウス愛用者の協力をあおいで、facebookでつながっている“友達”または“友達の友達”に、自分のプリウスに試乗してもらいます。キャンペーンのリーチは全人口の1/3まで及んだとのこと。こんなキャンペーンに参加するプリウス愛用者であれば、きっと友達にプリウスの素晴らしさを熱弁したことと思います。こちらにまとめ
 
■マークジェイコブスのモデル募集
TwitterとInstagram上で、モデル募集を行ったキャンペーン。#CastMeMarcというハッシュタグに、自分のアピール写真を投稿します。実際にTwitterで検索すると分かりますが、ものすごい多くの人が投稿しているのが見れます。誰が選ばれるのかも興味がわきますね。
 
商品やサービスが本当に魅力的な瞬間は、ユーザーがそれに触れて心から喜んでいる時。そんな瞬間に企業は立ち会えないことが多かった。でも、ネットを通じて、そんな一番魅力的な場面にたどり着くことができるようになったのです。それを宣伝に使っていくのは、最もパワフルな宣伝だといえます。
 
Comment(1)

コメント

吉田道生

なるほど!いいまとめですね。

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