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立上時からロイヤルカスタマーがいるブランドとは?

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ブランドとはオックスフォード辞典ではburn(燃える)が語源であり、もとは燃え木、家畜などに押す焼き印の意味が転じて商標の意味で使われるようになったと言われています。
ブランドといえば、どこのブランドを思い浮かべますか?
フェラーリ?レクサス?神戸牛?ルブタン?
 
ブランドの定義はいろいろありますが、
ブランドの世界観が深く正確に理解しているロイヤルカスタマーが多いのは、ブランド力の指標の一つとなります。
ロイヤルカスタマーの例としては、アップルの顧客がいい例ではないでしょうか。
アップルファンは、毎日のようにでてくるアップル関連のニュース記事をチェックし、アップルに関する書籍・雑誌を読みあさり、次の新製品の発売時期をネット上で予測しあいます。さらには、スティーブジョブスの自伝を読んで、「スティーブの想いはここに現れている」とジョブスの生き方が製品にどう現れているのかを深く読みとったりします。
 
ロイヤルカスタマーは、商品のみならず、その背景にある哲学や価値観まで深く理解し、共感しているのです。ここまで深く理解しているファンを増やすには、何年も何年もCMを流したり、広告を出したり、本を出したり、多くの年月と多額のお金がかかりました。
が、近年ではブランド立上当初から、そのブランドを深く理解している多くのファンがいるケースがあります。人気ブロガーがブランドを立ち上げている場合です。
 
すごいのは、ブランドを立ち上げた時から、顧客がその創業者の人生観・プライベートまで共有できているのです。3年も4年も毎日ブログを読んでいるのだから、立ち上げた段階でその人となりを十分理解していて当然なのかもしれません。
 
「JJ」「 25ans 」の元編集者で、NYに移住し不動産の仕事やライターの仕事をされながら、国際結婚をし、思春期のお嬢さんを子育てしながら、本の出版やチャリティー活動など熱心にされている方です。
NYのアッパーイーストというハイクラスな地域の子育て法、人とのお付き合いの仕方、TPOに合わせた洋服の選び方などのスタイリッシュな最先端の情報から、人生に悩んだ時の乗り越え方など血が通っている記事も多い人気のブログを運営されています。本を出版されるくらい人気の著者ですが、近年Rishというファッションのアパレル・セレクトショップを立ち上げています。
 
Rish
*Rish HP
 
ここのセレクトショップの特徴は、「可愛いから」「流行だから」という基準の洋服選びではなく、
どういうシーンでどういう装いをするのが大人としてのエチケットなのか、といったTPO目線でファッションを選んでいるのが大きな特徴といえます。そういう深い背景をブログを読んでいるユーザーは、ちゃんと理解しているのです。
 
「新作入荷!」「人気NO1!」のような売り出し方だけをしているショップとは、ユーザーの理解度が全く違います。
立上時から、すでにロイヤルカスタマーが育っている。これからも、こういう流れはどんどん増えていくのではないでしょうか?
 
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