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企業における健康経営と健康投資の意義

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経済産業省は2019年2月18日、「第4回 SDGs経営/ESG投資研究会」を開催しました。

経済産業省事務局からは、「SDGsとESGの社会的(Social)側面から、社会的な「責任」を超えて、SDGsは「事業」「ビジネス」にとってどのような意味があるのか。また、SDGsを具体的にどのように経営と関連させるべきと考えるか、といったテーマで議論・検討を行っています。

今回は、 関連調査・施策の中から、企業における健康経営と健康投資の意義を中心にご紹介したいと思います。

健康経営とは、

従業員の健康保持・増進の取組が、将来的に収益性等を高める投資であるとの考えの下、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践すること

と、定義しています。健康投資とは、健康経営の考え方に基づいた具体的な取組みを指しています。

企業が経営理念に基づき、従業員の健康保持・増進に取り組むことは、従業員の活力向上や生産性の向上などの組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や組織としての価値向上へ繋がることが期待されるとしています。

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出所:第4回 SDGs経営/ESG投資研究会 2019.2.18

健康経営についてのいくつかの効果をあげています。

①リスク低減と成長機会の獲得
健康経営の推進を通じて、企業は事故・労災リスクや生産性低下リスクを低減させるとともに、離職率の低下や、企業イメージ向上による成長機会を獲得することが可能になるとしています。

②離職率の低下
健康経営度が高い企業は離職率が低い傾向となっています。

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出所:第4回 SDGs経営/ESG投資研究会 2019.2.18

③企業業績の向上
日本経済新聞グループの「日経Smart Workプロジェクト」の一環として、学識経験者等が参画する「スマートワーク経営研究会」が行われており、平成30年6月に中間報告として「働き方改革と生産性、両立の条件」を発表しています。このレポートの中では、健康経営については、ROA(総資産経常利益率)とROS(売上高営業利益率)のいずれでも、実施の後に利益率が上昇している状況が見られること、また、健康経営による効果は直ちに顕現化せず、2年程度の期間を伴うことなどが報告されています。

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出所:第4回 SDGs経営/ESG投資研究会 2019.2.18

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